ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

福島市のHP 放射線量と癌リスクの大きさ

2014年07月28日 | 福島原発

福島市のホームページを開いて 真ん中へんの 

「放射能への取り組み」new というところをクリック

本情報の上から2番目 「放射線の影響を受けにくい生活をしましょう」をクリック

 放射線に負けない体を作ろう 食生活のポイント

 放射線に負けない体を作ろう 生活習慣のポイント

開いてみると なるほどというような特集ですが 

タイトルにちょっと問題がありそうなふんいきですね。


もうひとつの

 放射線量の目安とがんリスクの大きさ

  がんのリスクの大きさと放射線量

こちらのほうはちょっと疑問な点があります。

喫煙 飲酒などと 放射線量を比較しています

喫煙 飲酒は 1日の喫煙量 飲酒量を表示していますが

放射線の2000mSvなどの表示に時間の単位が書いてない。

2000ミリシーベルトというと 2シーベルトですから 

短時間被曝では 死者が出る数字です。

1日あたり 3合の飲酒をする喫煙者は 

一般人より 1.6倍の発癌リスクがある というところに

2000ミリシーベルトの被曝と同じリスクということになってる。

飲酒の時間単位が 日 だから 被曝の時間単位も同じ 日 だったら

3合の飲酒/dayの発癌リスク = 2000ミリシーベルトの被曝/day

という発癌リスク ということになってる。

いやいや 2000ミリシーベルトの被曝をしたら 

数日のうちに 10人のうち 2人ぐらいは死亡するレベルじゃないの?

発癌の前に死んでるから 

発癌のリスクはゼロという屁理屈なのかなあ・・・・・・

権力総がかりで 美味しんぼをつぶす

2014年05月17日 | 福島原発
美味しんぼ問題で「表現、一度見直す」スピリッツ編集部

2014年5月17日(土)6時0分配信 スポニチ


 福島第1原発事故による健康影響の描写が議論を呼んだ漫画「美味しんぼ」を連載する小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の最新号が、「批判を真摯(しんし)に受け止め、表現のあり方についていま一度見直す」とする編集部の見解を掲載していることが16日、分かった。

 「美味しんぼ」は次号からしばらく休載するとしたが、編集部によると休載は以前から決まっていたとしている。

 19日発売の最新号では福島県の自治体や有識者の賛否両論を載せた特集も組んだ。「編集部の見解」を表明し、残留放射性物質や低線量被ばくの影響についてあらためて問題提起するために作品を掲載したと説明した。
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 福島県の佐藤雄平知事は12日、講演のため訪れたさいたま市で取材に応じ、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味しんぼ」で、福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出すなどの描写があった問題について、「風評被害を助長するような印象で極めて残念」と批判した。

森雅子消費者担当相は13日の閣議後記者会見で、小学館の週刊「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の漫画「美味(おい)しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公が鼻血を出すなどの場面があったことについて、「放射能と鼻血との因果関係は科学的に証明されていない。影響力の大きさを考えると大変残念だ」と批判した。
 森消費者相は福島県から避難してきた家族らから美味しんぼの表現について電話をもらったことを明かし、「政府としては正確な情報を発信していきたい。福島県民に対して根拠のない差別や偏見を助長するようなことは遺憾だ」と話した。

小泉進次郎復興大臣政務官(33)が内容に反論した。

小泉氏は何度も被災地を訪問しているが健康被害は出ておらず、「到底信じられません」と主張した。


菅義偉官房長官が12日に「科学的な見地に基づいて正確な知識をしっかりと伝えていくことが大事だ」と述べた

根本匠復興相、森雅子消費者相、太田昭宏国土交通相、下村博文文部科学相、石原伸晃環境相らもコメント。風評被害への懸念を示すなど、これを問題視した。
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これが民主主義国家で起きたことかと 非常に疑問に感じます。

美味しんぼ   鼻血が出たら役所へ行く?

2014年05月13日 | 福島原発

しばらくマスコミも静かでしたが 漫画の表現をめぐってヒートアップしてきつつあります。
ビッグコミックに連載中の「美味しんぼ」の中に 福島を訪問して取材した後の回の作品。
元双葉町町長の発言です。
これに対して 風評被害を起こすという抗議の発言が多数あったということですね。
それに対して 作者は 連続して 作品に書いています。
「事実を事実のままに書くことに 非難されるいわれはない」という姿勢です。
私は高く評価したいですね。

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「美味しんぼ」

双葉町が抗議したのは、4月28日発売の「ビッグコミックスピリッツ」22・23合併号に掲載された「美味しんぼ」第604話の作中に、双葉町にある福島第一原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す描写や、「福島では同じ症状の人が大勢いる」という発言があったためだ。これに双葉町は「現在、原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」と反論。すでに風評被害が生じていることも明らかにした上で、厳重に抗議した。


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この記事の中の双葉町の反論
 
「現在、原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」

この文章の中には 嘘とか欺瞞があります。

鼻血が出ると 役場ではなく 病院に行くと思います。

役場に来ないからといって 鼻血の症状を持つ人はいないとは言えません。

官僚の常套手段ですね。すりかえによって 印象操作するというものです。




「美味しんぼ」の表現で抗議 福島・双葉町、小学館に

2014年05月07日 | 福島原発
2014年5月7日(水)21:28

 週刊ビッグコミックスピリッツに連載中の漫画「美味しんぼ」の表現が福島県民への差別や風評被害を助長するとして、同県双葉町は7日、同誌を発行する小学館に抗議文を送った。

 抗議対象は先月28日発売号。東京電力福島第一原発の取材後に原因不明の鼻血を出す主人公らに、同町の前町長が「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と話す様子が描かれた。

 全住民が避難している同町は、抗議文で「鼻血などの症状を訴える町民が大勢いる事実はない」と指摘。同号の発売後、「福島産の農産物は買えない」「福島県には住めない」などとする電話やメールが十数件、役場に寄せられたといい、「町民や県民への差別を助長させることを強く危惧している」としている。

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この問題について 私は 作者側を支持します。

事実を事実のまま ありのままに書くこと

それを非難することはまちがっている

という作者の主張を支持する。

風評被害の主犯は 地元の政治家 官僚

彼らの隠蔽体質から引き起こされる

ということは すでに常識です。

事故の直後から 露骨にその体質をむき出しにしていた

まともな調査もせずに 安全宣言を出したことは

みんなよく覚えています。

そういうところが信頼できないから風評被害が起きる

ということに 気が付かないのか。

福島県 未成年の甲状腺異常の調査結果

2014年03月29日 | 福島原発
甲状腺がん、福島は他県並み

2014年3月28日(金)20時25分配信 共同通信

 環境省は28日、東京電力福島第1原発事故による福島県の子どもの健康影響を調べるため、比較対象として青森、山梨、長崎の3県の子どもの甲状腺がんの頻度を調べた結果を発表した。「対象者数が違うので単純比較はできないが、福島と発生頻度が同程度だった」としている。

 環境省は2012年11月~13年3月、青森県弘前市、甲府市、長崎市の3~18歳の計4365人を対象に、甲状腺の結節(しこり)などの有無を調査。福島と同様の56・5%に当たる2468人に5ミリ以下のしこりなどが見つかったほか、44人に5・1ミリ以上のしこりなどが見つかり、2次検査が必要と診断されていた。
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このニュースのポイントは、調査実施時期にあります。

「 環境省は2012年11月~13年3月 」

東日本大震災が発生したのは 2011年3月11日ですから 

まだ1年半余しか経過していない時期です。


一方で彼らはチェルノブイリの件を取り上げて 

影響が出るのは 5年以上過ぎてからだと言ってる。

矛盾していますね。

わざわざ1年以上寝かせておいて 今頃発表して 事故から時間が経過しているかのように印象づけている。

それからもうひとつ 元のデータは 環境省のホームページの右側の下のほう
http://www.env.go.jp/
新着 更新情報の欄にあります。
そこで 調査対象人数がわかります。
福島県・・・・・・・・ 269354人
他3県・・・・・・・・ ・・4365人
人数が違いすぎますね。その上 他県のほうに 無作為抽出という単語もない。
なんらかの異常を感じて病院を訪れた人の数だという疑いも感じさせます。

統計の数字だからまちがいないだろうと印象づけるテクニック。
統計というものは その数字の扱い方でどうにでも印象操作できるものですから。
官僚の得意とするテクニックです。そこを見抜けないといけません。


* 影響が現れる前のデータにすぎない。
* 調査対象が同じかどうかわからない。

このふたつが問題です。

放射脳と工作員 ・・・・・ 放射脳の一部は工作員の偽装だった

2014年02月01日 | 福島原発
3.11以降 mixiには 関連のコミュニティーがたくさん

原発推進派 反原発 脱原発 それぞれです

意見を書くトピ

情報を集めるトピ

いろいろあります。

それぞれに賛同者だけでなく

反対の立場の人も意見を書き込みます。

そうすると 

「 工作員 」というレッテルを貼られる

どちらのコミュニティーでもそこは同じですね。

一方で 反原発の人たちの中で

「反原発」のためなら 多少の誇張 嘘 は許される

そういう考え方の人がいます

そういう人のことを揶揄して 放射脳と呼ぶみたい。

ところが 反原発のコミュニティーの

マスコミには報道されない真実 というトピで

放射脳と呼ばれる人たちが精力的に記事をアップしています

放射脳と呼ばれるのは

放射能関連のニュースに

有名人 芸能人が病気になった

首都圏でインフルエンザが前週に比べて倍増

といった根拠も因果関係もなさそうな記事を大量に混ぜてくるからです。

そういう記事に因果関係の説明を求めると

まず 工作員というレッテルを貼って

罵詈雑言を投げつけけてきます。

まともな反論は一切しません。

反論らしいものは

「疑わしきは全てピックアップしてグルーミングする」でした

その次は

「因果関係がないことを立証しろ」です。

これはすじちがいですね

先に書いた人が 因果関係があることを証明するべきです

そう書きましたが 一切反論はなし

罵詈雑言を並べながら 相変わらず怪しげな記事を大量アップ

そこで ひとつ取り上げて 因果関係がないことを証明しました

すると その日から沈黙。

そこで推論を立てました。

本当は この人のほうが工作員ではないのだろうか

脱原発を実現するためには 賛同者を増やさないといけない

そのためには 正しい情報だけを集めないといけない

嘘や誇張の記事ばかりでは このコミュニティーの信頼度が下がり

賛同者は増えない。

つまり彼らの目的はそこにある。

それを裏付ける傍証

放射脳記事に反論すると

「ここに書かないでメッセージでやりとりしろ」

「はた迷惑だ」「不快だ」

という発言がたくさん出てくる。

嘘記事に対してこれは嘘だというのは 正当な発言です

彼らは 不都合な発言は隠蔽しようという意図で感情論を出してくる

それから連日の大量の記事のアップ

これは 給与を得ながらの作業だからできること

もうひとつ 一定のサイクルにより入れ替わること

こういう人は 数ヶ月のサイクルで 他の人に入れ替わります。

これもなんらかの業務的行動に見えますね。

この推論を記事にして書き込みましたが

沈黙のままです。

変わって登場したのは 似非科学でした

東京の開業医の講演を紹介する記事

その医学博士 真弓定夫氏の発言は

「日本には昭和20年まで病気はなかった

 20年にアメリカの食べ物が入ってくるようになって

 病気になるようになった。」

とんでも発言ですね。

反証のひとつ

昭和20年までは 日本において 結核は不治の病だった

20年にアメリカからストレプトマイシンが入ってきて

結核は治る病気になった

最近のアニメ映画の中にも

戦時中にヒロインが結核で亡くなる話がありましたね。


放射脳を装った工作員が敗退したので

新手として送り込んだ工作員だったのかも。


ここまで読んで 放射脳の一部は逆の立場の工作員説 いかがでしょうか。


0.46kmX0.08km=0.0368平方km

2013年09月19日 | 福島原発
タイトルの数字は 福島第一原発の敷地にある港の

堤防で仕切られた海面のうち 

海岸に近い部分を小さく仕切った 細長い部分。

この部分は いちおうなにか幕のようなもので

外海とは仕切られてる らしい・・・

その寸法を地図で測って面積を計算した。

答えはタイトルの通り 0.0368平方キロメートル

今日も安倍氏が 

「0.3平方キロに完全にブロックしている」と言ってる

0.3 と 0.036

一桁ちがいますね。

0.3というとやっぱり 堤防で仕切られた湾全体です。

開放水面です。

外海につながっています。

グーグルマップなどで確認してみてください。

福島原発の終息は

2011年10月02日 | 福島原発
東京電力は1日、福島第1原発1~3号機で、冷温停止状態に向けて現在行っている原子炉への注水について、大地震などで長時間停止した場合の評価や対策を発表。試算の結果、1~3号機で約38時間後に燃料が溶融して放射性物質が放出されるとした。東電は、東日本大震災と同じレベルの地震や津波の発生を想定。注水が停止すると、約38時間で、燃料が再び溶け始める2200度に到達するという。

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冷温停止と言う言葉をよく使っているけど

この言葉の 具体的な意味はなんだろう。

注水によって 100℃以下にできることはわかったけど

その先については まったくわかりません。

冷温停止という言葉を頻繁に使っているけど

とにかく 冷やせば停止する みたいに錯覚

あるいは 誤解させようとしているのかな。

現在は 核燃料が溶融して ひと塊になって

核分裂反応が継続している という状態。

核分裂反応を抑制するには

塊を 小さくわけないといけない。

あるいは すべて 燃え尽きるまで放置する。

燃え尽きるまで放置すると 何年かかるのか

半減期という言葉は 

文字通り半分になるまでの時間です。

この事故の初期に御用学者が

「ヨウ素の半減期は8日だから

一週間でなくなります」と発言してたけど

それは 少ない場合の話。

500ベクレルという安全基準があったとして

500から250に半減したところで

安全になったから 

「なくなった」と表現して許されるとしても

10000ベクレルだったら5000ベクレルになっても

なくなったとは言えません。

核燃料の塊は 半減期を一度迎えても

なくなったとは言えないのは明白です。

外国に向けて 予定を前倒しにして 

今年中に終息させると発言しても

具体的にどうするか ということは まったくわかりません

決死隊を募って原子炉に入るのかな

遠隔操作のロボットでも使えるのか?

わからん

ドイツで放送された 福島原発のその後

2011年09月07日 | 福島原発
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/147.html

福島中央テレビが削除要請して削除された

ドイツのテレビ局で放送されたニュース映像から

福島中央テレビが削除要請の根拠としている

「冒頭の福島原発の爆発シーンに

爆発音を加えた部分は加工されたものだ」

というところを他のものに入れ替えた映像です。

これで 福島中央テレビは手を出せないかな。


浪江町

2011年08月24日 | 福島原発


輸入飼料に放射性物質付着…出荷停止解除要請へ


2011年8月22日(月)23時14分配信 読売

 福島県浪江町の農場が出荷した肉牛から暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、県産牛の出荷停止解除が見送られた問題で、県は22日、この農場が使用していた輸入飼料に空気中の放射性物質が付着した可能性が高いと発表した。

 原因判明を受けて、県は出荷停止を解除するよう改めて政府に求める方針だ。

 県によると、飼料は壁のない開放型の畜舎の通路に保管されていた。この農場を経営する農家は、東電福島第一原発事故後の3月14日から約1週間避難して農場を離れており、牛はこの間、畜舎に置かれていた飼料を食べ続けていた。
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このニュースは 

政府 東電が大うそつきだということの証明ですね。

「放射能は漏れていません。

念のための避難を要請するだけです。」

そう言って 20km圏内の避難を決めました。

浪江町は 20~30km圏内にある町です。

3.11から 10日間 畜舎に置かれた牛の飼料の上に

放射性物質が降り積もっていた ということですから。

4月25日には 福島原発の周辺の捜索活動が

はじめて行われた というニュースもありました。

つまり 政治家 官僚は 

原発周辺は 放射性物質が漏れて

危険なレベルに達していることを知っていて

人命救助という 緊急を要することさえしていなかった。

このふたつのことで明らかです。

彼らは 極めて重大な事実を隠蔽し続けていた

ということです。

マスコミも ここに至っても なんら論評することもなく

ただ さらっと流すだけ。