ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

校庭の表土の交換

2011年04月28日 | 福島原発
福島原発周辺の小学校で 

放射能で汚染された校庭の土を交換することになりました。

表面から 3cmの土を取り除いて 新しい土を入れます。

ここで 過去に遡って 

土の放射能汚染の調査をした記事を読み返すと

4/14の記事です。

パイプを 30cmほど 地面におしこんで 

サンプルの採取をしていた。

汚染されているのは 表面の 3cmだけ

サンプルは 30cm

ということは 

汚染されていない 下の 27cmの部分を混ぜて

数値を下げている ということですね。

3cmに対して 30cmだから 1/10に薄めている。

小細工をしていても こうして観察していれは゛ ばれてくる。


福島原発の周辺での捜索活動

2011年04月26日 | 福島原発
今日も 福島原発の近くでの 捜索活動のニュース映像が

政府は 当初 放射性物質は漏れていない と言ってた

避難区域の設定を発表するときも

別に危険だからではなく 念のための処置ですから

そう言ってたはずです。

一方 冒頭のニュースのことですが

早く入りたかったけど できなかった。と言ってる。

両方をあわせて考えると

政府と官僚は 放射性物質が漏れていることを 知っていた。

ということになります。

漏れていることを 自分たちだけ知っていて

国民には 隠蔽していた。 

ということになります。

地震のあとの 救命活動は 時間との戦い。

72時間のタイムリミット という言葉も有名になりましたが

福島原発の周辺は ただ 放置されていただけ

一ヶ月という 長い時間が経過して

今すぐ 爆発するとか 大量被曝の可能性が低くなって

やっと 捜索 ・・・ 救命ではなく 行方不明者の捜索です。


政治のことは よくわからないから 

えらい人にまかせておけば・・・・・・・・・

そんなことを言ってると 

とんでもないことになってしまうというのがよくわかります。

今回は 重大な秘密は 政府と官僚だけで共有して

国民には 一切 知らせない ということをやりました。

隠しても いずれ ばれてしまうのですが

早く知ることと 遅く知ることのちがい 

それは とても大きなちがいです。

遅く知らされることにより ペットを失う人 全財産を失う人

政治家 官僚は そんな人々のことなど 歯牙にもかけない。

まず 政治家 官僚の正体を 正しく認識するところから

そうしないと アカルイミライは やってきません。

警戒区域

2011年04月22日 | 福島原発

今日の0時から 避難区域が 警戒区域という名前に変わって

立ち入り禁止になった。

「放射能は漏れていません。」

「念のためのことです。」

そう言われて すぐに帰れると思って 

ペットも大切なものも 置いてきた。

あまりにも長引くので 様子を見に行ったら

部屋の中で にゃんこが 冷たくなってた。

目撃した瞬間 飼い主は 声をあげて 泣いていた。


政治家の仕事って なに。

東電の幹部を守ることなの?



二人の専門家

2011年04月18日 | 福島原発
昨日の毎日新聞に 

英オックスフォード大 元教授 素粒子物理学 1941年
  ウエイド・アリソン氏

米ウィスコンシン大医学部教授 放射線被曝医療 1947年
  ジェフリー・パターソン氏

アリソン 度を越した不安視は間違い

 現在の科学的知見から考えると 
 これまで 健康に影響が出る水準は
 1mmSv/yearではなく
 100mmSv/monthではないかと 私は議論している。

年に換算すると 1200ミリシーベルトまで だいじょうぶと言ってる。

パターソン このレベルなら安全という基準などない。

 がんになる可能性も同じ
 空気や雨水にも含まれている
 量が少なくても体に蓄積されていく
 もともと自然界にあったものとは別に新たに放出された物質が
 人体に有害であると理解することだ

二人とも 64 70 と高齢ですが 放射性物質の害に関する
説は 大きくちがいますね。

本当は もっと詳しいデータがあるはずなんですけどね

日本に原爆を使用したあと アメリカは 
ABCCという研究機関を現地に設置して 
原爆の影響による 人体の被害を
長年 研究して データを蓄積しているはずです。
アメリカ国内でも 軍隊は 自国の兵士を使って
人体実験をしています。
原爆実験をするときに 数キロの場所に兵士を配置して
閃光がおさまった直後に立ち上がって体をさらさせる
直後の爆心地近くまで 行進させる。
そんなこともしていた。
中東の実戦で劣化ウラン弾の使用による 人体への影響
これらのデータも持っているはずです。
軍事機密になっているのだろうか。
チェルノブイリのデータもそろっているはず。
上記のパターソン氏も チェルノブイリ現地調査に参加している。
こういうデータの公表を求めるのが 
今しなければいけないことのひとつです。

そうすれば ほんとうに危険なのは 
どのへんからなのか わかるはずです。

こだま

2011年04月17日 | 東京電力
大丈夫でしょうか

 大丈夫です

漏れていませんか

 漏れていません

安全ですか

 安全です

心配になって 聞いてみる

ほんとは やばいんじゃないの

 はい やばいです

こだまでしょうか

 いいえ 東電です

  原発推進派の学者です

   原発擁護派の ジャーナリストです

東電が危なくなって 

もう これ以上 寄付金を望めなくなった学者たちは

いっせいに 手のひら返しをはじめました。

私たちは まちがっていました 

原発は 危ないものでした。

今頃 遅いっ 

もう 名前 覚えたもん



原発事故 中央集権と地方自治

2011年04月17日 | 福島原発
最初に 東電の幹部が

政府と相談をして 発表する

というようなことを言ってました。

こういうやり方は なんらかの裏工作がある

というのが常識的なところですが

やっぱり そうでした。

東京電力は 昔から隠蔽体質だと言われてきました。

政府も 同じでした。

情報を全て 一箇所に集めて

一元管理して 隠蔽する。

こっそりと 収束できると思ってたのでしょう。

16日までには レベル7だという認識していた。

それを隠して 同心円の線引きをして

「念のため」避難してもらうだけです。

嘘をついて 短期間のことだと思わせて

取り繕おうとした。

しかし 電源 水源 余震 ・・・

事故がおきたときの収束法というノウハウは

持っていなかったみたいですね。

政府は 隠蔽するために

中央集権的ふるまいをしているのです。

結局 なにもできなかったのと同じ

レベル7だと認めざるを得ないところまで追い詰められた。


避難区域の設定

農作物の出荷制限

こういった問題は 本当のデータを公開して

地方自治体に判断をまかせればいい。

隠蔽していたから 同心円とか 県単位 

おおまかな設定しかできない。

制限をすれば 補償 賠償 ということが出てくる。

東電だけでは背負いきれないということになると

国の予算でということになる。

それは税金

国民一人一人の肩に重くのしかかってくる。

復興資金を増税で賄う

そんなことも考えはじめている。

低濃度汚染水 低濃度とは

2011年04月16日 | 福島原発
意図的に 海に放出された汚染水のことを

低濃度の汚染水 と称しています。

低濃度とは どういう意味なんだろう。

トータルの数字が発表されました。

1万396t 1500億ベクレル

概算として 10000tにします。

割り算すると

1500万ベクレル/t

もう一度 割り算

15000bq/kg

1リットルで 15000ベクレルです。

健康とか 環境の基準値と比べると 

決して 低レベルとは言えませんね。

これは 高濃度の汚染水というものがあって

それと比べた場合の 表現に過ぎない。

これだけではなく

意図しないで 流れ出した

高濃度汚染水もありました。

こちらについては 意図的ではないので

量など 詳細の報告は求めない

そんなことを言ってます。

それでいいのかな。

浪江町 捜索

2011年04月15日 | 福島原発
福島原発から 10km圏内

初めての行方不明者の捜索が行われました。

ひとつ 疑問を感じました。

原子炉からは 放射性物質は 漏れていない

そう言ってたはずです。

行方不明者の生存可能性のリミット

72時間を目途として 早い捜索活動をする

というのが 地震災害の基本のはずです。

行政 公的機関は 

放射性物質が漏出していることを知っていたのかな。

だから 出動しなかった。

政府発表では 放射線漏れはないと 言ったはずです。

やっぱり 隠蔽していた。

公務員は 知っていた。

そういうことですね。

ストロンチウム 検出

2011年04月14日 | 福島原発
福島原発周辺の 避難区域で

ストロンチウムが検出されました。

32ベクレル/kg

しかし この数字は

地面から30cmほどまでの土を採取して

その中からの 放射線量を計測してる。

現在は 表面に降り積もっている状態なのだから

表土を採取しての計測であるべき。

30cmまでの土では かなり薄められた数字になります。

不都合なことは できるだけ 抑えたい。

そういう官僚の常套手段です。

この点を指摘されると

作物は 根を張って 地中から吸収するから

その 根をはる範囲を調べた。

そんな言い訳をするでしょう。

それは これから耕したり

雨によってしみこんだり

そうしたあとの場合ですね。

少なくとも 表土に降り積もっただけの現在は

表土を採取しての計測でなければいけません。



福島原発周辺には もう住めない

2011年04月14日 | 福島原発
避難区域には もう住めないから

新しい エコタウンを作って 引っ越してもらう。

このせりふ

誰の口から出たのか ごまかそうとしてる。

この言葉の本音は

復興景気を作り出して それを 利得に利用する

ということですね。

昔からよく言われてきた 箱物 と同じ。

10万人の町を 新しく 作り出すためには

どれくらいの 費用がかかるのでしょう。

土地の造成

道路

鉄道

住宅

商業地

田畑

エコタウンの看板を掲げるのだから

太陽エネルギーを利用する設備にも 多大な投資をする

そうなると 10~100億という単位ではない

その上でしょう。

政治家 官僚 群がってきます。

故郷を失う人々の感情など 無視されるのです。