ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

北朝鮮非難決議

2009年04月08日 | Weblog
 私はいつも、与党も野党も、同じ穴のムジナ、と言っています。同じ穴のムジナなので、違いはめだちませんが、今回のような場合にはっきりと出てきます。

 社民党は棄権。共産党は反対。

 野党の主張は、
*ミサイルなのか、人工衛星なのか断定できない。

 昔、戦後すぐにはじまった、原水爆禁止運動において、始めは、全ての原爆、水爆の所有、実験を禁止する、というものでしたが、政治が関わってくると変質してふたつに分裂してしまいました。共産党等の主張は、共産圏の核実験は容認する、というものでした。

 今回の場合と似ています。確かに、客観的に見れば、核拡散防止条約というものは、不平等条約であることは事実でしょう。既得権者が独占しようとするものですから。

 北朝鮮による拉致事件でも、旧社会党、共産党などは、拉致事件は存在しない、と言っていました。

 こういった論理性に欠ける主張をするのは容認できません。

 核拡散防止条約などが不平等条約であっても、すぐ近くに、こんな危険な国があれば、核兵器の所持、及び、それの運搬手段のミサイルの所持には反対をせざるを得ない。

 それにしても、政府の実務面では不手際ばかり目立ちます。最初に情報を受けた個人の勘違いということで問題を収束させようとしています。
 
 目的どおりの効果を上げるために運用することが目的ではないからです。ペイバックを受け取ることが主目的だからです。だから、有事に際して、なんの役にもたたないことが、すぐにばれてしまう。