ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

農薬混入

2014年01月27日 | 労働問題
当事社と親会社の社長が引責辞任。

その次には 監視カメラの増設 入室制限 等

管理体制の強化で対応するのだろうと予測できます。

しかしそれは方向性がちがいます。

事件が発生した原因はどこにあるのか 

それをはっきりと認識しないと解決できません。

それは

同一労働 同一賃金 という大原則

これを守らないからです。

小泉氏のした仕事の結果が こういうカタストロフィーとして出現している

「自民党をぶっつぶす」

と言ったセリフを真に受けて人気を集めたけど

やったことは 格差拡大政策でしかない

派遣業法改正

資本側に一方的に有利な法改正です。

その結果は低賃金労働者を大量に生み出したことです。

「がんばった人が報われるのは当たり前だ」

このセリフも小泉氏です。

この言葉の意味は がんばって上位大学に合格した人

公務員上級試験に合格した人

そういった人のことを指しています。

そして政治家も入っています。

がんばって選挙に当選した人。

「自民党をぶっつぶす」

「増税分は総て社会保障にあてる」

「拉致被害者を奪還する」

と美辞麗句を弄して選挙民をだまして当選した人です。

拉致被害者は 250万トンの米と引き換え

要するに 金の力で買い戻した

国民の税金で

それも わずか数人だけ。

残り多数は うち捨て。


「増税・・・  これは小泉氏は言ってないかな?


元に戻って

「同一労働 同一賃金」

今回の事件の容疑者は 派遣労働者

彼は 能力が低くて低賃金だったのでしょうか

ちがいますね

立場の違いだけで 低賃金で働かされている。

正社員と 派遣社員の違いです。


日本は戦後から昭和が終わるあたりまで

高度経済成長を続けて来ました

経済水準が拡大を続けていれば

上から下まで 収入は増えていきました

バブル崩壊から 経済の停滞し

収入が増えなくなった

そこで 格差拡大政策

下のほうを 低賃金労働者に陥れることで

上のほうの一握りの人たちの収入を増やすことができる。

そして 低賃金労働者になった人たちは

より収入を増やしたいと思えば

労働時間を増やすしかない

残業 休日出勤 あるいは かけもち勤務

寝る時間以外は 働き続けるという

現代の奴隷制度

この不条理に気がついた人が行動をおこす。



その行動が 勉強をして資格を取るなどの

スキルアップならいいけど

農薬混入という負の方向に向かうことも


スキルアップする能力を持たない人はどうすればいいのか

日本国憲法の第三章

国民の権利と義務

すべての国民は 平和で幸福な生活をする権利を有する

政府にしっかりと守らせることです。

和歌山 いじめ 自殺未遂

2014年01月20日 | いじめをなくすには
自殺未遂、いじめ直接原因でない

2014年1月19日(日)18時50分配信 共同通信

和歌山県田辺市で2012年12月、市立中の男子生徒(14)=当時中1=が自殺を図り意識不明になっている問題で、第三者調査委員会が19日、いじめはあったが直接かつ単独で自殺未遂の原因になったとは考えられないとする報告書を真砂充敏市長に提出した。

 弁護士で、第三者委の宮島繁成委員長は市役所で記者会見を開き「主な原因は分からない。いじめを含むさまざまな出来事が複合して自殺未遂に至ったと考える」と説明した。
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このニュースは どこがポイントかというと

第三者委員会は市が設置したものだということです。

委員長の弁護士は 市から依頼を受けている。


弁護士という職業は 依頼人の味方をすることです。

つまり この場合は 市の味方。

いじめられっ子の味方ではありません。


市の味方ということは

市から給料を受け取っている人たち

市長 教育長 校長 教頭 教諭 ・・・・

彼らの味方。