アイアンマンのパワーをもらって、言わせてもらうぜ
福田首相が辞任表明したことを野党と反日マスメディアは「無責任だ」といまだに言い募っているが、「福田辞めろ」 コールをして来た彼らは福田辞任を歓迎すべきな辞任を批判するという自己矛盾にいまだに気づいていない。
そんなお馬鹿さんが一年前の安倍前首相の病気による辞任を思い出したように言い出したことは実に不愉快である。お馬鹿さんの一人、テリー伊藤もこんなことを言っていた。
日本テレビ「スッキリ」(2008/9/5) テリー伊藤 「(福田首相は)安倍さんを含めて、たいしことはやってなかった」
安倍前首相がたいしたことをしてなかったというのは認識不足も甚だしい。 反日勢力を相手に「相手のいやがること」を短い期間にたくさんやった。
産経新聞コラム「正論」で岡崎久彦(元駐タイ大使)氏が少し触れている。
「1年間の閉塞状態から脱せよ」と題したこの詳論は「まずは、福田康夫氏の爽やかな出処進退に敬意を表したい」と始まる。いささか皮肉とも取れる前書きだが、いままでこのようなねぎらいの言葉を発した人はいない。
現在のねじれ国会を「下院とほとんど同じような権力を持ちながら政府が解散権を持たない上院を作ってしまった間違い」という指摘は正しい。
「次の選挙で勝つことを至上命令としている日本の小沢一郎民主党が、何が何でも政府を困らせて点を稼ごうとするのは分かる。だが、党利党略以上の国益というものを理解できないで、果たして政治家と言えるだろうか」という指摘にもまったく同感である。
安倍、福田両首相の突然の辞任を「政治的空白」という表現で批判する人たちには、安倍前首相が目指していたものを実現していない今の政治的状況こそ「政治的空白」 と呼ぶべきだ。 安倍前首相による改革が頓挫してしまったことを嘆く岡崎氏の思いこそ、国民が共有しなければならない。
「安倍晋三前内閣は『途中で投げ出した』などとマスコミで描写されているが、 病気さえなければ投げ出す意図など全くなかった。
むしろその前の国会で、 教育基本法の改正、憲法改正に必要な国民投票法の制定、 防衛庁の省への昇格など歴代自民党内閣の数十年間の懸案を一挙に解決して、 それを行政面で固めていく仕事が多々残っていて、それを進める予定だった。
特に、日本の安全保障の重要な論点である集団的自衛権の解釈についての再検討は、 予想以上に審議のテンポを早めるよう指示され、4分類の審議は昨年の夏休み中に終わり、 9月14日に締めくくりの会議が予定されていたが、安倍総理はその2日前に病気で倒れられた。 自民党数十年の懸案解決の一歩手前まで来て、改革が止まってしまったのは悔やんでも余りある。
そうなった理由は誰も説明していない。ただ、戦後半世紀以上に及ぶ惰性的思考から抜け出そうという安倍総理の勇気に対する消極的抵抗の雰囲気が、せっかく始まった改革をサボタージュしてしまったのである」
病気で辞任した安倍前首相をいまだに叩こうとするやり口は中国のやり口である。安倍前首相は決して水に落ちた犬ではないので、引用したくはないが、中国では「水に落ちた犬を叩け」という諺がある。 政敵の死者の墓場を暴いてまで復讐するとい中国人の執念深さを反日マスメディアの安倍前首相批判に感じる。 反日国の工作員が多数入り込んでいるという噂もなるほどとうなづける。
もちろん安倍前首相は「水に落ちた犬」でも「墓に収まった政治家」でもなく、 近い将来復活して日本を正しい方向に導いてくれるものと信じている。