K・T質問
Q1:藤島副理事長だったら、不良少年をどう更正しますか教えてください。
A:(藤島氏)とにかく大変だよ・・・の一言。
たえず一緒についていないと本当に難しい。
殴ったり蹴ったりするだけではなく、愛情も持ってやらないと無理。
絶対に自分の感情で怒ってはいけない。
しかし逆に甘えさせても駄目なんだよ
このバランスは、多くの経験を積まないと、それと同時に力関係をしっかりと見せる事が大事。
一般のカウンセラーなんて、所詮、何も出来ない。
だって、本当に命を懸けてできますか
出来る訳無いじゃないですか・・・
横田理事長も、いつも話しているように「力なき正義は、無能なり」その通りだと思っている。
相手からナメられていたら、それで終わりだ。
今、全国に学校内暴力が戦後最多と言っているでしょう。
結果が出ているじゃないですか
来年は、もっと凄い事になりますよ。
多くの人に言いたい。
今の日本社会は、優しすぎる・・・
厳しさが全く無い
自分が、今言える事はこれだけだ
Q2:理事長、今の連合会の活動を始めたきっかけを教えて下さい
A: 元々、空手が好きで道場を作り、自分も印刷業をやっていた関係生活には困らなかったので、近所の子供達に道場を開放し無料で空手を指導、少しでも皆強い人間になってもらいたい事と、子供達がどんどん成長していく喜びだね。
子供は、皆、本当に無心で可愛いじゃないですか。
Q3:なぜ、空手の指導が無料なんですか
A: それは、子供達の家庭もそれぞれ生活の格差がありますよね、空手をやりたくてもお金が無ければ出来ない子もいるじゃないですか。
それに、自分も空手で食ってるわけじゃないですからね。
Q4:それから、社会運動に入っていく過程を教えて下さい。
A:では、簡単に昭和50年に横田道場で、近所の子を約50人ぐらいで初め、昭和54年には川崎市の子供文化センター3箇所で、空手クラブを作り、約100人ぐらいの生徒を指導。
昭和56年に私に協力してくれた、現全日本空手道連盟松涛館流空手道拳心会副会長(森道場館長 森先生)に自分が空手道を指導していた生徒を託して、
青少年育成会を発足、その当時子供達の間でシンナーが大流行し暴力事件も多く学校は荒れ放題・・・
このままではいけないと思い、多くの不良少年を受け入れ、仕事の手伝いをさせながら空手を指導。
まるで戸塚ヨットスクール並の生活、朝から~朝まで、寝る暇なんてなかった。
だから、不良少年を、更正させる苦労は、やった人間じゃないとまず理解出来ないだろう。
そういう意味では、戸塚さんの大変な苦労は、よく理解出来る一般に非行防止のスローガンで子供が良くなるなんて、できるんだったら苦労はしない。
本気で非行防止に取組む場合には、自分の人生家庭を捨てるぐらいの覚悟でやらないと絶対無理それだけ、大きなリスクがあるということを知ってもらいたい。
昭和61年、葬式ごっこなどのいじめを受け、自殺した鹿川裕史君の事件をきっかけに、全国で多くの子供達がいじめが原因で、自殺が発覚し大きな社会問題に発展。
平成2年鹿川君のお父さんを青少年育成連合会の副理事長になってもらい
いじめ撲滅運動を展開
仲間達と北海道、九州を除き、各地を転戦、命を懸けて自殺をした多くの子供達のためにも、弱い者いじめをする社会を、絶対なくさなければならないと決心した。
それと同時に、家族に危険が降りかからないように、隣の道場に移住をし自分に何か合った場合には、大親友の宗教研究家(高橋氏)に家の後処理を頼み、活動に踏み切った。
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