レモンのひとりごと@横浜

15年8月から夫婦二人だけの生活をしています。16年からペースメーカーを装着してスローな生活をしている60代です。

2012年10月11日 20時08分46秒 | 

先日行った研修で講演していただいた廣中邦充さんの著書を参加していた一人が買った。

商品の詳細やんちゃ和尚の「親子のルール」をつくろうよ

参考のためにみんなで読みましょうということになった。が、

買った本人も忙しくて読んでいないので先にだれか読んでくださいと回したが、だれもいない。

私が持ち帰って来たが私だって、今読んでいる本にはまっていて他の本は読みたくない!。。。。

今読んでいるのは宮尾登美子著 「きのね」  

時代は戦中から戦後

歌舞伎役者の家に女中として働く主人公の光乃が正妻となるフィクションを混じえた作品。

続きを読みたくてうずうずしているが家で読むと家事も睡眠もカットしちゃうのが分かっているので通勤電車の中だけで読んでいる。

歌舞伎役者は十一代目市川団十郎Ebizō Ichikawa IX 1951.jpg (写真は昭和26年)

海老蔵時代、「花の海老様」として空前のブームを巻き起こした美貌で知られ、品格ある風姿、華のある芸風、高低問わずよく響く美声などを売り物とした、戦後歌舞伎を代表する花形役者の一人。

 

やっと宮尾登美子さんの作品の面白さが分かってきた気がする。

 

その前に読んだ本も良かった。

それは 序の舞 4122011841 

明治から昭和の時代を生きた上村松園画伯の生涯を描いた小説。

女として画家として、愛の奔流に生きる。

明治の世に、しかも古い慣習を尊ぶ古都・京都 を舞台に、未婚の母として、芸術家として強く生き抜いた女流画家。

そんな人生をおくれたのもお母さんが娘との生活を一蓮托生の決意でおくる。

 私はノンフィクション作品にひかれるみたい。

「一点の卑俗 なところもなく、清澄な 感じのする香り高い珠玉のような絵こそ、私の念願するものなの です」(松園) ※右腕の 裾が捲くれ ... 松園自身「なぜこのような凄絶な作品を描いたのか自分でも分からない」 ...

上村松園の画作

 

いつまでも私が持っているわけにいかないので廣中邦充さんの本、そろそろ読まなきゃ。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿