風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

またしても冤罪の悲劇が・・

2007年01月19日 | Weblog
刑期終えた男性の無実判明 捜査不十分と富山県警(共同通信) - goo ニュース

何故か冤罪に対する恐怖がある私は過去の冤罪と思われる事件に関心があるが
今日ニュースで耳にしたこの事件が頭を離れない。
05年1月に仮出所した。と言うことは二年たっているということか。出所直後行方がわからなくなったのか、それとも出所はしたがいたたまれなかったの・・・。
この人がどういう人だったのか知る由もないが、悲劇としかいいようがない・・・。
なんとか元気で生活しておいでのことを祈りたい。

何年か前、続いて読んだ「理由(=ジョン・カッツェンバック)」「処刑室(=ジョン・グリシャム)」「処刑前夜(=メアリー・W・ウォーカー)」の三作が偶然というか冤罪がらみのテーマだった。死刑になった二人が罪状にはふさわしくない刑。無罪になったひとりが実は真犯人というなんともショッキングな結末だった。

許しがたい犯罪にたいしてはそれに値する刑に処すのが当然だが、冤罪だけは勘弁
してほしい。冤罪によって人生を葬られたらそれこそ悲劇である。
そしてそのことはまた、真犯人をのさばらせていることになるのだから。
ひとつの冤罪事件は(それが犯罪でなかった・・というケースもあるが)無実の人を貶め犯罪者を野にはなっていることなのだから。
コメント (2)
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