比叡の風

あちーっと言っててもきりがないので久しぶりに比叡山に行く。
バスに乗ってなので登山とはいえないな・・。
京大をすぎ銀閣寺道を過ぎてやがて山道に。細い道をバスは悠々と
上っていく。かなり急な坂道。やがて大津市の標識を過ぎきりたった
木々を抜け・・琵琶湖とはるか下に家並が！
琵琶湖を見ると一瞬＜海だ＞と反応してしまう。小川が流れていたり
うっそうとした林（森）を眼下に見ながらバスはどんどん上っていく。
７０分ばかり乗って延暦寺に着く。そのまま山頂まで行って山頂の空気を
吸って（日差しは強い！）延暦寺に戻る。ツァーらしい観光客がガイド
さんを先頭に次々と。
山頂は割と暑かったが境内に入ると木陰が続いてひんやりと気持ちがいい。
誰かが打つ鐘の音をききながらのんびりとお参り。
思い立っての気楽なひとり旅もいい。ま、旅というほどじゃないけど（笑）
いわゆる俗世間からちょっと離れて自分を振り返るっていうのもたまには
いいかな。
足取りも軽くあちらこちらをまわっていたら、ある個所まで来たらすこし
息苦し感じがしてきて少し休憩。こんな時はその方向は避けることにして
Uターン。お堂では幻想的な読経が聞こえさすがに厳かな気持ちになる。

延暦寺は戦国の世に権力にはむかって戦ったという認識が強い、しかし
京の都までは遠い。山をどうして乗り越えたんだろう？と単純な疑問が
おこる。学生の頃習って果てないほどの月日がたったから疑問だらけ。
歴史をみなおすのも面白いかな、と思った一日。

下界に降りてきたらやはり激しく暑かったーっ。ふー。