風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

牧場の賭け

2007年03月18日 | Weblog
昨夜というか今日未明というか<うるぐす>でディープインパクトのお相手の(笑)一頭ゴールドデイが特集されていた・・・。牝馬は出産後10日くらいで次の交配ができるらしく、次年度の出産にむけてディープのもとに出向いたとか。
今ちょうど宮本輝の「優駿」何度目かを読んでいるのだが、その主人公の一人の
家族経営の牧場が破格の種付け料を払って(500万)超一流馬に種付けをしてもらうと言う箇所に来ている。サラブレットの生産は産業(?)なんだなと実感。

ゴールドデイは仔馬とともにディープの元に行き、なんと3分後に戻ってきた、とか。
3分で1200万!!!とは!!!!
なんだか笑ってしまった。ディープ元気か?幸せか?(笑)

おりしも今日は阪神大賞典。昨年のこのレースは暮れの有馬記念を惜敗し再起を
期すディープインパクトが強風をものともせず圧勝、強さをアピールした。
有馬は負けてしまったが、古馬としていっそう期待できることをはっきり証明した。
有馬の敗戦のショックは大きかったが走ることがいやになってなかったことがうれしかった。見ているほうも寒かったが元気なディープがただただうれしかった。
その昨年ディープの後ろを走っていた馬たちが大勢今日も元気に走っていた。
それを考えるとやっぱり淋しいんだよね。
ディープ本人(笑)も走りたいんじゃないだろうか・・とやっぱり思ってしまう。

3分で1200万円・・よく考えるとレースは2~3分で1億以上(G1なら)ディープはあっさりそれを稼いだから、びっくりするお値段でもないか・・。

大牧場もゴールドデイのような家族経営の牧場もディープの遺伝子にかける期待は
ただならぬものがあるようだ。ひとつの賭けなんだろうな。なんとか無事に生まれてそして走って欲しい。一家の喜ぶ顔を見たい。

ディープは賢い馬だと多くの人が言った。(ずる賢いと思えるほど、と言った人も)
唯一無二ではなくても特別な馬であったことは間違いない。

それにしてもこの二年いつも楽しみにしたディープが競馬場にいないのがいまだに淋しい。
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