風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

こどもへの思い

2008年03月20日 | Weblog
報道で見聞きする虐待事件は本当にあとを絶たない。
いつからこんなことになってしまったのか?
その昔は飢饉になると口減らし・・などあったと聞く。
こどもがわんさかいた時分は一人くらいいなくなってもなどと
思ったりしたのだろうか・・・。

今のように誘惑のない時代は子育てを第一の仕事と特に母親は
割り切っていた。いわゆる汗水たらして子育てをしていたころだ。
私の時代もほぼそんな感じだった。
民間企業で働いていた私は同居ではない母に見てもらいつつ仕事
を続けた。子供がかわいそう・・とよくいわれた。公務員の共働き
はわりと普通だったが民間ではまだまだ少なくてそれなりの苦労も
した。女性が結婚しても働けるように・・という希望を持っていた
ので母には迷惑をかけたが(保育所では収まりきらない時間だった
のだ)。
しかし4年で力尽きた。悲しいけれど体力がついて行かなかった。
ついついこどもに八つ当たりしてしまいあとで後悔する。自分に
ゆとりがないと気持にも余裕がなくなって楽しい子育てがつらいもの
になっていく。
ちいさいこどもは大人ではないし口で言ってもとても聞くものではない。
自分に自信もなくなるし高じるとこどもを追い詰めてたりする。

そんな自分を経験しているから親だからと言って滅私的にばかり子育てを
できないのがよくわかる。

まして今の世、次々楽しい大人の遊びが出てくるし、遊び足りなかった人
が親になり子育て以上にしたいことを見つける。
子どもが一番大切というばかりではない感覚の人が増えたのか?

生まれてきたときの幸せな気持ちをいつもでも持ち続けることは困難なのか?
報道を見るにつけ無力な私でもなんとかならないものかと悲しくなる。
コメント
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