風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

武豊39歳

2008年03月15日 | Weblog
子どもといっていいほど幼ない印象だったデビューから20年余、
武豊は30代最後の年になった。騎手と言えば福永洋一(!)と思っていたので
彼が落馬から引退に追い込まれて競馬の怖さが身にしみて競馬に興味が薄れた。
先の天才が表舞台から去って次のヒーローが現れるまで10年近く。
幾多の名馬が走っては去った。
武豊の登場は新しい競馬のイメージが作られ始めた時代にすっぽりはまって
新鮮な魅力を競馬にもたらした。いいことかどうかはわからないが少年少女
たちもがオグリとユタカに歓声を上げた。
競馬場といえば煙草とお酒の匂い・新聞と鉛筆をもったおっちゃんたちが少々
イメージ汚く(ごめんなさい)のし歩いていたのが、女性たちが押し掛け始めた。

それから20年を超えて今もトップに位置するのはすごいことだと思う。
あまりの不調にはもしかして限界?と心配することがあるが杞憂かもしれない。
ジョッキーのイメージからかけ離れたスリムな長身はフィギュアのよう。
折り合ってぐいぐい伸びてくるときの馬と一体になった優雅さは誰にも真似の
できないものだ。今日は久し振りでそんなレースを見せてもらったので武豊の
すごさを再認識した。
やっぱりこの素晴らしい騎乗をまだまだ見ていたい
コメント
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