風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

掛け違えた人生のボタン

2007年11月19日 | Weblog
昨日は木枯らし一号ということで寒かった。今日も寒い。
今年の冬、厳冬なのか?暖冬なのか?平年並みなのか・・・。
今から心配しても仕方ないけれど心配。

夕刊に小林・江川空白の一年のCMの裏話などが掲載されていた。
小林さんの無念さはすごくわかっていたが、江川さんの辛さは
その当時は考えようとは思わなかった。江川即悪側と決めつけて
いたように思う。もちろん心の中では情勢に飲み込まれた人と
いう認識はもってはいたのだが、表面の状況をみれば読売の理不
尽差と身勝手さが全面にですぎていた。
あの一日で江川氏は取り返しのつかない汚点でプロ野球人生をスタ
ートさせたのだ。小林氏は多くの人の応援を受け阪神のある種のシン
ボルとなった。
江川氏はずいぶん負い目を持っていたようだ。当たり前と言えば当た
り前だけれど辛い出発だったと思う。誰がシナリオを書いたにしても
これからという二人の人生をゆがめてしまったことははっきりして
いる。
掛け違えたボタンは人生ではおいそれとは直せない。
コメント
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