風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

暴れん坊将軍の

2007年11月15日 | Weblog
世界では悪徳商人が上級役人と結託してあくどい暴利を貪るというのが
お約束のストーリーである。こんなに毎週<悪>がいたんじゃあ日本に
まっとうな人は一握りになってしまう・・などといぶかしんでいたら、
そうやら実社会のほうがいっそうひどいのかも?!と思うようになった。

吉兆など他人の行くところと偽装騒ぎが起こった時にもたいして関心も
なかったのだが、ここにきての騒ぎにはいささかあきれるばかり・・。
真相は定かでないとはいえ本社サイドがパート従業員をスケープゴートに
しようとしたらしい。パート従業員がまさか独断で期限を改ざんするなど
とても考えられることではない、と思う。

それにしても正社員でさえないパート従業員に責任を負わせるつもりだった
とは信じられないやり口だ。もし現場責任者が一存で期限改竄をしたとしても
<店のためを思ってやったのだろう・・とはいえこれは責任者たる自分の
不行き届き。責任はすべて自分にある>くらい言うのが高い地位にある役員
の勤め・度量ではないか。
それどころか、現場の従業員に責任を押し付けて口をぬぐおうとは!!

次々と起こる偽装発覚。もしや名目通りの商品など希少価値なのかも知れない。
これからもどんどん出てきそう。
商道徳が地に落ちたというより、連綿と続く<悪の越後屋・・・ほんとの越後
屋さんがいたらごめんなさい>ルートが表面にでてきているだけかも知れない。
それにしても情けないことになったものだ・・・。

一方では防衛省がらみの不祥事も表面化している。こちらの方がより越後屋的
か・・・いずれにしても、きちんとした説明を聞きたいもの。
コメント
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