風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

がんばれ!ダイドウ

2007年05月28日 | Weblog
午後は驚きの訃報が二つ。
それぞれに思いのある方は多いと思う。合掌・・・

話変わって。
昨日のダービーに本来なら走っていたであろうオースミダイドウが
レースを変えて前日の白百合ステークスに出走した。
マイルCで大敗し輸送は合わないということでダービーを断念した
ということで少々残念だが注目(凝視かも)していた。
漆黒で雄大な馬体は美しい・・で走る姿も美しかった。

この目で見た京都の2レースの強さが印象的だった。

6月の早いデビューで順調に成績をあげ、定年の近い調教師さんが
ダービーにかける期待と夢に応援していたので骨折で休養を余儀なく
されたのはさぞ無念だっただろうとこちらも胸が傷んだ。
朝日杯でそれまでたずなをとっていた武Jが香港遠征のため乗れなか
ったのもめぐりあわせか。

思いのほか早い復帰でマイルCに予定された時は追い切りも悪くなさ
そうだったので順調なのだろうと少し安心していた・・・。
しかし騎手はダービーまで乗れるという前提で乗り代わっていた。

結果は12着。悪い条件が重なった。
調教師さんはあれほど願望していたダービーを断念したのはダイドウの
ことを深く考えられたからだろう。
と同時にダービーに行くことでこの騎手を縛りつけたくなかったのでは?
前日の京都新聞杯でお手馬がダービーの出走権をとったのでそちらに気を
つかわれたのではないか?などと深読みしさえした。
ま、彼は結果別馬に乗ったわけだが。

なんだかダイドウが不憫でならない。
白百合はぜひ勝ってほしかった。負担重量の差・そして揃ったメンバーと
不安材料も多かったが、強いところを見せてくれた。
相変わらず美しいフォームでゴール前の接戦を制した。
よかった・・・。これを負けたらそのまま勝てなくなってしまうのではない
かなどと心配していたから。
まわりまわって再び武J がたずなを取れたのがよかった。
こんなことならマイルCでコンビ復活でよかったのではないか?などと今更
言っても詮無いけれど考えずにいられない。人間なら運命に翻弄された・・
というところか。

がんばれ!ダイドウ。自分の運命を切り開け!そして調教師さんの代表馬に
なってほしい。

その白百合Sをはじめ、数レースの某オーナー軍団の必死さは、見ていてちょ
っと辛かった。

それに比べ武騎手のほうは心のうちは知らず競馬ではクールでしたね。
やはり競馬が好きな人なのだと再認識しました。

そんな男たちの葛藤を一気に吹き飛ばしたのがウオッカ。相手を見事に飲み
干してしまった。

コメント
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