ライン出版編集部

一人一著作を!
rein(独)を信条に
誠実な出版を目指す
ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

帰宅難民

2011-09-21 22:50:18 | Weblog
台風15号を甘く見てお墓参りに出かけたため
帰路ひどい目にあいました。

朝こちらを出るときは傘がいらないほどだったので
急いで取って返せば大丈夫じゃないかと思ったのがまちがい。

現地に着くと雨脚が強くなり始めていました。

墓参を済ませ即引き返す。
駅に戻るとJR特急が運休との表示。

で、高速バスに切り替え東京駅へ。
綾瀬駅で降りるつもりが
帰宅難民があふれかえっていたので東京駅まで乗り越す。

東京駅からのJRはすべてストップ。
で、丸ノ内線へと向かう。
改札は長蛇の列ながら、通り抜けることができ、やっとホームへ。
予想を上回る人、人、人。

何台かやり過ごしてようやく乗車。
池袋に着くと今度は西武線全面ストップとの表示が。
もはやこれまでか、と思ったけれど
念のため東上線乗り場まで行ってみる。

駅員さんに尋ねると、なんとか動いていそう。
で、成増まで行ければ、あとはタクシーでもバスでも、最悪歩いても。

携帯のバッテリー切れで連絡を取り合うこともできないまま
ようやく自宅にたどり着きました。

駅にはまだ帰る手段がなくて座り込んでいる人も多かったです。

なんとかなってよかった!

工藤パン

2011-09-19 02:21:02 | Weblog
青森を旅しているあいだ
ケンミンショーで青森特集を放送していました。
タイムリーだ!

「青森県民は、だれもが工藤パンを食べている」
と、いかにもおいしそうに紹介していたので
観光案内所で聞いて買いに走りました。

イチゴジャムを挟んだものと、
マーガリン・砂糖を挟んだパンが特徴。

店では早くも「ケンミンショーで紹介された工藤パン」と表示して
目立つ場所に。

マーガリンに砂糖、というのが
なんてこともないのに大変おいしかった。
家でも作れそう・・・かな。

タレントの誰かが
「砂糖のジャリって感じがいいの」と言ってた通りでした。

おみやにしたかったのですが、
そのあといろいろ回らねばならず、持ち歩くのも・・・と断念!

東京のアンテナショップなどには置いてあるのかしらね~。
機会があったらマーガリンのほうをぜひ味わってみてください。

それともreinのように自分で作ってみる?

暗門の滝

2011-09-15 10:28:05 | Weblog
世界遺産のバッファーゾーンに指定されている「暗門の滝」は
下手から、第1、第2、第3と3つの滝の総称。

滝入り口から急な階段や川原を歩くこと小一時間。
結構きつい。

「時間にゆとりのない人は最初からあきらめた方が」という話もあったけれど、
ここまで来たのに引き返すなんて・・・と
根性で全力疾走。
山道を走り抜け、
一番手前の第3滝までは行ってきました。

すれ違う人に「あと何分?」と聞く度に
みな「10分」と答えるから、
行けども行けどもまだ10分かあ!なんで?
と時間が減らないのがつらかった。

タイムリミットがだんだん迫る、焦る。
ようやく滝の音が聞こえ、目の前に落差26メートルの第3滝が現れたときには
山中にたった一人。

感動でした!

でも立ち止まることなく写真を撮って引き返す。
(ああもったいない、せっかくここまで来たのに)

《「第3の滝」だけで満足せずに「第1の滝」までたどり着きましょう・・・》

とんでもない!
帰りのバスに間に合わなければその先の列車に乗れない、
列車に乗れなきゃその日の宿には着けません。
結局第2、第1の滝はあきらめざるを得ませんでした。

途中出会った学生たちが
「絶対3つ見てきて。すごいから。がんばってくださ~い」
と励ましてくれたけど、タイムアップ。

戻りの山道にも登りがあって、またまた全力疾走。
よく走りました。
息は切れ、足はガクガクです。

北アルプス縦走経験のある元山女のreinも
山道をこんなに走ったのは初めてでした。
しかもこの年になって、ですから。

弘前に戻ってすぐマツモトキヨシに飛び込み
筋肉痛に即効性のある強力スプレーを買う。
これがなければ翌日ヤバかった。

それにびっしょり汗かきましたから
半袖のTシャツも一枚ゲット。

それでも清水のおいしさ(冷たさ)、ブナ林の優しさ、滝のすがすがしさを十二分に堪能。

白神山地はすばらしい!(絶賛)

津軽峠のマザーツリー

2011-09-15 10:18:47 | Weblog
津軽峠のバス停から2、3分山道を歩くと樹齢が400年というブナの巨木が。

これがマザーツリー。

「白神の母」と呼ばれています。

400年も森にいたんですから、生命の神秘そのもの。

「お母さん、会いに来たわよ~」と呼びかけて耳をつけてみる。

すると風の音とも流れの音とも思しき神秘的な声が聞こえてきました。

「身体に気をつけるのよ~」

いつまでも抱きついていたかった。