ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

イタリア・ギリシア

2024-02-28 00:24:24 | Weblog

昭和39年8月初版の世界の旅シリーズ全13巻、小学館。

こんな本を持っている人がいたらお目にかかりたい。

かなりマニアックなお方だと思う。

シリーズ全巻を書架に飾っていたとか。

私は発行当時子どもだったから

13巻のうち1冊しか買えなかったが後生大事に今日まで所蔵していた。

たった1冊の中にギュッと世界が詰め込まれていて、

憧れとか好奇心で気持ちが満たされた。

影響を受けた本である。

掲載されている「カピトリーノの雌狼」を最近になって絵に描いた。

ローマの起源となった神話の像である。

人間の双子の兄弟が、狼の乳を飲んでいるショックな写真だ。

この像のレプリカは市庁舎に、ホンモノは美術館にあると

先日何気に聴いていたイタリア語講座(NHKラジオ第2)で話していた。

本当は狼ではなくライオンで、

ライオン像も美術館にあるという。

もう確かめに行くことはできないが

ローマへ行くことがあったら見てきて報告してほしい。