手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

マーさんのこだわりとの格闘〜「2019・主婦日記」の第17週目〜

2019-04-28 | 2019年の主婦日記

 

 


          



うちのマーさん、

基本、快活で明るくいたずら好き。

トンチンカンなことも多いけれど、

「なんたって90才だから」

 「ちょっとボケてる」と自覚もあるご本人。

 

日々穏やかに過ごしてると思いますが、

ただ、着替えのこと、お風呂のことを言われると

結構怒るんです。

 

友人の母親もそうで、

老人にはそんな人が多いみたいです。


我が家でも、

お風呂に入るのを無理やり勧めると、

結局夫とマーさんの口喧嘩になっちゃうし、

洋服を毎日変えるよう勧めると、

またそこで口喧嘩に。

 

だから、

気持ちよく毎日が送れるように、

その点はあまり口うるさく言いませんでした。


お風呂に入らない母親を抱えた友人が、専門家の方から「少々着替えなくても、お風呂に入らなくても死なないから・・」と言われ、

気持ちが楽になったと言うのを聞いていたので、

この点はおおらかに受け止めようとわたしたちも思っていました。

 

ところが、

ケアマネから、

「施設の方で、いつもマーさん同じ服を着てるようだと言われてます」

とか

「ちょっと臭うこともあると言われてます」とか言われ、

かなりがっかりしたわたしたち。

 

いわゆるわたしたち家族がマーさんを放ってるんじゃないかというような言い方に聞こえました。

 

やんわり勧めても絶対頑として動きませんから

 マーさんにありのままを言わざるをえません。

「お母さんがいつも同じ服を着てるって、言われてるらしいですよ」

「着替えて行かないとにおうって言われますよ」

 

ところがこれを聞いたうちのマーさん、

負けず嫌いな性格がムクムクと。

「そんなこと言うんだったら余計に同じ服着て行ってやる」っていう始末。

俄然闘志がわくようです(笑)。


「お母さん、わたしたちもちゃんとお母さんを見てないって言われちゃいます・・・」

ここまで言ったら、流石に「そうか〜」と思うみたいですが、

これも一時的なこと。


すぐに忘れてしまうんです。

 

すごく手強いから、

結局口うるさい息子や嫁にならざるを得なくなり、

朝、わたしたちが仕事に出かける前に、

起こして着替えさせるのですけど、

1時間くらい夫とわたしで口を揃えて言わないとダメでして、

そうやってやっと着替えても、

出かけるときにはいつの間にか前の服に着替えていたり・・・。


古くても、何日か着ていても、

マーさんがお気に入りで着やすい服があるんですね。

 

そんなこんなでマーさんとの攻防が激しくなっちゃいました。

 

そしてさらに悪いことには、

マーさんがデイケアに行くのを渋るようになったんです。


これはわたしたちが一番心配していたことです。


送り出しの時、

わたしがいないと、まずはすっぽかし。

玄関に迎えにきた施設の人に「用事がありますので、今日は休みます」と言っちゃったみたい。

 

昨日は、

内側からドアに紐をかけ、

鍵を開けて入ろうとしても入れないような状況を作っていました。

お迎えの人が入ってこれないようにしてたんだと思います。

 

思ったよりわたしが早く仕事から帰ってきたので、

マーさんの目論見は崩れました。

ただ、わたしも鍵を開けても紐がかかってるから入れず、

外からマーさんに大声で紐を外してくれるように頼むことになっちゃって。

もし彼女が眠ってしまってたら、

わたしは家に入れませんでした・・・。

 

その日、お昼ご飯を食べさせて、

いよいよお迎えが来る時間になったら、

今度は「行かない」を連発。

「前に休んだから」と無理やり出かけさせるわたし。

 

なんかね〜。

 

人それぞれこだわりがあって、

施設やケアマネももう少し緩やかに見てもらえないかなあと思います。

結構厳しいですね〜〜。


マーさんのことで疲れに疲れた1週間になりました〜〜。

 

 

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6 コメント

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意外でした (yoko)
2019-04-28 14:16:23
お疲れさまです。大変でしたね。

私の母(私のきょうだいと同居、80代後半)も、お風呂に入りたがりません。体の自由が利かなくて億劫なのでしょうかね。
母は介護保険の申請をしておらず、ケアマネもついていないので、日々のコマゴマした困りごと(それこそ死にはしないけど)があると、
「こういう時にケアマネさんがいたら、相談できるのかなぁ」と考えたりしていました。いろんなケースを見ていて、工夫の仕方をご存知かと思って。

でも今回のまんじゅう顔さんのケースのように、ご本人や家族の方を落ち込ませちゃうケアマネさんもいるんですね。そりゃ、人間ですし、デキるケアマネさんばかりじゃないのは分かりますが。
せめて「こうするとご本人はお風呂に入りやすくなりますよ」的なアドバイスとかあると良いですよね。

しかし、「介護申請もデイサービスも断固拒否!」のうちの母に比べるとまんじゅう顔さんのお宅は一歩先を行っていて羨ましいです。とはいえ、やはり外部の人との接触があって気をつかうこともあって、一長一短でしょうかね。
返信する
私も (やまぼうし)
2019-04-28 21:05:11
姑も舅も何度迎えに来ても絶対行きませんでした

そんなことで自分は若い人の言う事を聞いて・・・とは考えていますが
それもボケてしまうとどうなるかわかりませんね

ここ2ケ月余りリハビリに通っていましたので
毎朝シャンプーをしたり、
洋服はきれい目のをとっかえひっかえ着て行き
リハビリ室の中では若さ?をアピールしていましたが(笑)
やはり近くに私よりもお年寄りがいられると臭いました

加齢による臭いを気にしますが、それも私たちの年代が限度なのでしょうか?

ボケてもかわいいおばあちゃんになりたいと願っていますが
どうなるのでしょうね・・・

まんじゅう顔さんの立場も経験し、お気持ちはわかりすぎるくらいわかりますが
これからは自分の老いも心配です
返信する
こんばんは! (まんじゅう顔)
2019-04-28 22:51:26
yokoさん、そうなんでしょうね。体も不自由になっていろんなことが億劫になるからでしょうね。
yokoさんところのお母様は、まだケアマネさんにお世話になってらっしゃらないんですね。
ケアマネさんにお世話になるようになって、助かることもたくさんあります。ただ一方で色々言われることもあります。これは仕方がないと思ってますが、yokoさんのコメントを読ませていただいて、何が自分の中でしっくりきてないのかがわかったように思いました。そうなんですね。ケアマネや施設側が、評価者のような立場になってると感じたから、ちょっと嫌だったんだと思います。こちらの状況を把握して、「こんな風にしてみましょうか?」とか「その分、施設の方で頑張ってみます」とか言ってもらったら、家族も心が軽くなったんだろうなと。
前のケアマネさんは、よくマーさんの話を聞いてくださる人でした。彼女の興味や関心について話題に出して、マーさんと色々話してくれる方でした。今の方はビジネスライクな雰囲気。でも仕事はサクサクしてくださるので、それぞれタイプかなと思いますが、こちら側もケアマネさんにそれぞれタイプがあることを受け止めて、お付き合いをしていかないといけないと思います。
yokoさんのお母様は、今は公的に介護支援を受けるというのが嫌なんですね。そうすると家族の負担も増えますね。きっとお母様の状況、受け止めも今後徐々に変わって行くと思いますが、その時その時、両者が負担になりすぎないようにできたらいいですね。
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こんばんは! (まんじゅう顔)
2019-04-28 22:59:57
やまぼうしさん、高齢者の方々の中には、デイサービス自体を受けたくないと言われる方も多いですね。やまぼうしさんのところはそうだったのですね。
それぞれのこだわりがあって、それをうまく緩めながら、支える側もご本人もできるだけ気持ちよく生活できるといいのですが・・・。
おっしゃるように、今の姑の姿は、すぐ自分の姿とも繋がっていきます。「あんな風にはなりたくない」なんて言ってても、それよりももっと自分は醜態を晒さすかもしれませんものね。
加齢による臭い、トイレの問題・・・・。本人が精一杯やっていても、周りが気をつけていても、なかなかうまくいかないこともあります。また日常バタバタしてますから、全てを完璧にもできません。だからこそ、おおらかな気持ちで両者が生活できるようにといつも思ってますが、それをチェックし、指摘されるとこちらも参ってしまう・・・、難しいですね。
親の老いとともに自分も老いて行く・・・。色々考えさせられますね。
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こんばんは☆彡 (ちかこーん)
2019-04-29 00:00:04
うーん…
きっとこういう光景って、
ご高齢の方をお世話されているご家庭には「あるある」なんでしょうね(´;ω;`)
ご本人のご意思も尊重しなければいけないし、
そればっかりもいけませんし、
サポートしてくださる方のことも考えないといけませんもんね。
難しいなぁ。
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こんにちは! (まんじゅう顔)
2019-04-29 15:57:20
ちかこーんさん、わたしの友人たちの家庭でもよくあることみたいです。
色々助けてくださる介護の方々には頭が上がりません。だからこそ、気を遣います。ほんと、難しいですけど、でも家族にとっては、日々がぐちゃぐちゃにならない、落ち着いた生活を送れるようにしたいというのが本音です。
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