ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

赤ちゃんをあやしながらの公園カウンセリングは、こころもウーウーにっこりします

2024年05月22日 | カウンセリングを考える

 こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリング,訪問カウンセリング,メールカウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)でやっています。また,面会交流の相談・援助もやっています。

 公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,1週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時にやっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

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 赤ちゃんをあやしながらの公園カウンセリングは、こころもウーウーにっこりしますよ。

 

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中井久夫『統合失調症の有為転変』2013・みすず書房-その1・ていねいな精神科臨床に学ぶ

2024年05月22日 | 精神科臨床に学ぶ

 2013年のブログです

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 6月~8月にかけて放送大学大学院臨床心理プログラムの病院実習で精神科病院におじゃましました。

 統合失調症の患者さんと接するなかで,いろいろなことを考え,学ばせていただきました。

 実習中は本を読む余裕がなかったのですが,実習が終わってから中井久夫さんの『精神科医がものを書くとき』(2009),『隣の病い』(2010),『世に棲む患者』(2011,いずれも,ちくま学芸文庫)などを読んで,実習中のじーじの疑問などがすでに中井さんによって丁寧に説明されていることがわかりました。

 実習前に読んでおけばよかったと後悔の毎日です。

 そんな中井さんの『統合失調症の有為転変』を読みました。

 中井さんのご本はいつもそうですが,この本も実践第一の本です。

 絵画療法など,じーじにとってもとても興味深い文章も載っています。

 中でも圧巻なのは中井さんと土居健郎さん,神田橋條治さんの鼎談です。

 何と豪華な顔合わせと思いましたが,読んでみると本当にすばらしい内容でした。

 1990年の文章ですが,今でも全く古くありません。

 雑誌『みすず』に載った文章らしいのですが,それをこれまで全く知らなかった自分が何と迂闊なことかと反省をしました。

 でも,今,読むことができて幸せでした。

 明日からまた少し元気に頑張れそうです。     (2013.11 記)

 

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小野有五『北海道 森と川からの伝言』1997・北海道新聞社-北海道の自然保護を考える

2024年05月22日 | 北海道を読む

 2020年春のブログです

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 小野有五さんの『北海道 森と川からの伝言』(1997・北海道新聞社)を久しぶりに読みました。

 面白かったです。

 小野さんは当時、北大大学院の先生。専攻は地球環境科学。

 その難しそうな肩書とはうらはらに、森や植物、川などのお話をわかりやすくしてくれます。

 もともとは「北海道新聞」に週1回連載されたエッセイ。

 ミズバショウやカタクリなどの春の花のお話から始まって、北大構内のハルニレ伐採のお話や札幌の河畔林伐採のお話、さらには、士幌高原道路とナキウサギのお話、千歳川放流路のお話、などなど、だんだんと深刻なお話になってきます。

 深刻になるのは小野さんのせいではなく、住民の声を聞かずに開発(?)を進めようとするお役所のせいなのですが、住民無視、企業優先のお役所体質は今も変わりません。

 小野さんのお話は、そのような社会の中で、住民の生活を守るために必要な知識を豊富に教えてくれて、役に立ちます。

 びっくりしたのは、この本に出てくる何冊かの本。

 今となっては、この本が先だったのか、ほかの本が先だったのかは、はっきりしないのですが、幸田文さんの『木』『崩れ』や、はた万次郎さんの『ウッシーとの日々』『アブラコの朝-北海道田舎暮らし日記』などは、じーじも購入して、今も大切な本です。

 もうひとつが、ナキウサギふぁんクラブ。

 ナキウサギは、以前、北海道で山歩きをしていた時に、そのかわいい姿に何度も立ち止まったことがありましたので、ファンクラブに入ってしまいました。

 こうしてみると、小野さんだけではないのでしょうが、小野さんのようにものが見える先輩たちの影響は大きいのだろうなあ、と強く思います。

 じーじもそういう聡明な先輩たちに一歩でも近づけるよう、もっと勉強をしていこうと思います。    (2020.4 記)

  

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