過大解釈

化学系の研究職に就いてましたが、「トクサイ」なんて言葉は聞いたことが無かった藍色です。

特別採用って、特別って言ってるのに、それが普通になったり、無断になったらそりゃコンプライアンス違反だろうに。

そもそも特別採用であっても顧客の理解や承諾が必要でなければ納品できないはずで、それを納入する側の都合で、しかも無断でできる（する）のが、凄いなと。

もうモラルの欠片もないな。

もちろん製造業が担っている「品質管理」は大変だし、それもバラツキなくしていくのは不断の努力が必要でしょう。

でもそういった取り組みを真摯に行い、それでも守れない時に顧客と協議すべきであって、無断で一方的に反故にできる類ではないはずですが。。。

そんなコンプライアンスを守る姿勢が、いよいよ東レにまで欠けているのかと思うと、なかなかに残念ですね。

全社的に行っていればもう駄目ですが、どこか一部門や子会社がしていても、会社のブランド力に響くのが昨今ですかね。

オーバースペックなところもあるとは思いますが、コンプライアンスは守るためにあるので、守れる約束をして、約束した以上は守る努力をして欲しいですね。

さてそういった勝手な課題解釈は、相撲でもなされているなと感じています。

横綱だから、先輩だから、指導の一環だから、相手を殴れるわけではないし、それを横綱だから許して土俵に戻せるわけでもない。

審議委員から、「なぜ千秋楽のインタビューで、万歳できるのか」と疑義がありましたが、まあそうだろうねと。

渦中の一人が、渦中の一人を許してあげたいって、そりゃギャグでしかないな。

親方の姿勢にも疑義が上がってますけど、殴られた側がとやかく言われる由縁は本来ないと思います。

いやはや、確かに幸せな国だろうな。