実はTPPよりも年金問題の方が気になっている藍色です。
世代間による「年金格差」なる言葉も既に浸透しているかと思いますが、それらを「数字」で追いかけてみたいと思います。
年金システムはwikiだと下記の様な表現になっています。
+++
産業構造が変化し、都市化、核家族化が進行してきた日本では、従来のように家族内の「私的扶養」により高齢となった親の生活を支えることは困難となり、社会全体で高齢者を支える「社会的扶養」が必要不可欠となっており、公的年金制度は、安心・自立して老後を暮らせるための社会的な仕組みである。
+++
要は、若い世代が年老いた世代を支えよう、というシステムな訳ですが、まずは少子化が目に見えていた中で、どうしてこんなシステムが「今も生きている」かが分かりません。
私の中では、年金制度は基本的に「自分が若い時に国にお金を預け、それを元に“自分が年老いた時”に、それを元手に生活を送る“生活費の一部”にする積立金」のイメージなんですけど、全く違うんですね☆
・
・・
・・・。
おかしいだろ、そんなシステム(爆)。下記のHPには、こんな風に「格差」が表記されています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/13471/
+++
さて、ここで皆さんに質問です。現在の国民年金の保険料は月15,100円(平成22年度)ですが、今から40年前の昭和45年の国民年金の保険料はいくらだったでしょうか?
昭和45年の国民年金の保険料は、何と「月450円」だったのです。今の約34分の1です。40年間で34倍になったわけですが、賃金水準はどうなったのか気になります。
その当時、大卒の初任給が約4万円だったようです。今20万円ぐらいですから、約5倍ですね。賃金は5倍になって、保険料は34倍になったということです。保険料の上昇度合いが異常さが良くわかります。
昭和45年から40年間国民年金の保険料を払うと、総額は約390万円になります。それに対し、受け取れる年金額は約80万円ですから5年弱で元が取れる計算となります。
一方、今20歳の人が今年から保険料を40年間払い込むと、保険料が16,900円で固定されたとして総額は約800万になり、受け取れる老齢基礎年金額が変わらないとしても元を取るのに10年も要することになります。
賃金や物価上昇を差し引いても、今20歳の人と60歳の年金システムでの大きな「格差」が良くわかります。
+++
やっとれん・・・(怒)。
基本的には、年金のシステムがおかしいと言うか欠陥があり過ぎるんだと思います。
まあ平均年齢も変わっていますし、一概に「何倍」なんて記載は正確ではないかもしれませんが、それでも格差があることは確実でしょうか。
国が率先して「先物取引」とか「和牛オーナー問題」と同等の事をしているイメージですが、違うんですかね?
年金制度は基本的には「自分が積み立てたお金を、自分のために使うための預け金」というのが正しいと思います。
若い世代が、年老いた世代を一方的に背負うというシステムはおかしくて、「若い自分たちが、年老いた自分たちを支える制度」であるべきです。
具体的には、年老いた世代が積み立ててきた預け金を、年老いた世代で分かち合うべきだと思います。同世代を生きてきた人々が同世代で使うならば、まだ均等では?そうすれば世代分布に沿った年金が集まり、それを数十年後の自分たちに「託す」訳ですから、少子化なんて影響はそもそも受けないと思うんですけどね?
選挙の際に「1票の格差」なんて使われますけど、年金の格差の方がよほど解消し易い気もしていますが、それら自分たちで?取り決めたシステムさえろくに運用出来ていない状況で、他国が決めたルール(TPP)で何をしようというんですかね、民主党は。
Supercar
気分転換にどうぞ☆
世代間による「年金格差」なる言葉も既に浸透しているかと思いますが、それらを「数字」で追いかけてみたいと思います。
年金システムはwikiだと下記の様な表現になっています。
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産業構造が変化し、都市化、核家族化が進行してきた日本では、従来のように家族内の「私的扶養」により高齢となった親の生活を支えることは困難となり、社会全体で高齢者を支える「社会的扶養」が必要不可欠となっており、公的年金制度は、安心・自立して老後を暮らせるための社会的な仕組みである。
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要は、若い世代が年老いた世代を支えよう、というシステムな訳ですが、まずは少子化が目に見えていた中で、どうしてこんなシステムが「今も生きている」かが分かりません。
私の中では、年金制度は基本的に「自分が若い時に国にお金を預け、それを元に“自分が年老いた時”に、それを元手に生活を送る“生活費の一部”にする積立金」のイメージなんですけど、全く違うんですね☆
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おかしいだろ、そんなシステム(爆)。下記のHPには、こんな風に「格差」が表記されています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/13471/
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さて、ここで皆さんに質問です。現在の国民年金の保険料は月15,100円(平成22年度)ですが、今から40年前の昭和45年の国民年金の保険料はいくらだったでしょうか?
昭和45年の国民年金の保険料は、何と「月450円」だったのです。今の約34分の1です。40年間で34倍になったわけですが、賃金水準はどうなったのか気になります。
その当時、大卒の初任給が約4万円だったようです。今20万円ぐらいですから、約5倍ですね。賃金は5倍になって、保険料は34倍になったということです。保険料の上昇度合いが異常さが良くわかります。
昭和45年から40年間国民年金の保険料を払うと、総額は約390万円になります。それに対し、受け取れる年金額は約80万円ですから5年弱で元が取れる計算となります。
一方、今20歳の人が今年から保険料を40年間払い込むと、保険料が16,900円で固定されたとして総額は約800万になり、受け取れる老齢基礎年金額が変わらないとしても元を取るのに10年も要することになります。
賃金や物価上昇を差し引いても、今20歳の人と60歳の年金システムでの大きな「格差」が良くわかります。
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やっとれん・・・(怒)。
基本的には、年金のシステムがおかしいと言うか欠陥があり過ぎるんだと思います。
まあ平均年齢も変わっていますし、一概に「何倍」なんて記載は正確ではないかもしれませんが、それでも格差があることは確実でしょうか。
国が率先して「先物取引」とか「和牛オーナー問題」と同等の事をしているイメージですが、違うんですかね?
年金制度は基本的には「自分が積み立てたお金を、自分のために使うための預け金」というのが正しいと思います。
若い世代が、年老いた世代を一方的に背負うというシステムはおかしくて、「若い自分たちが、年老いた自分たちを支える制度」であるべきです。
具体的には、年老いた世代が積み立ててきた預け金を、年老いた世代で分かち合うべきだと思います。同世代を生きてきた人々が同世代で使うならば、まだ均等では?そうすれば世代分布に沿った年金が集まり、それを数十年後の自分たちに「託す」訳ですから、少子化なんて影響はそもそも受けないと思うんですけどね?
選挙の際に「1票の格差」なんて使われますけど、年金の格差の方がよほど解消し易い気もしていますが、それら自分たちで?取り決めたシステムさえろくに運用出来ていない状況で、他国が決めたルール(TPP)で何をしようというんですかね、民主党は。
Supercar
気分転換にどうぞ☆