ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

原子力を今後も使い続けるのか。(明確なガイドラインを。)

2011-04-04 00:48:17 | 社会情勢
日本における電力量の約23%を原子力が担っているとのことです。(ちなみに比率の高い所は、北海道電力(約40%)、九州電力(約41%)。)しかしながら、今回の東日本大震災により、原子力発電所は、私たちの生活の脅威として、見直しを迫られてます。かと言って、石油を必要とする火力発電は、石油資源のない日本にとって中近東の国々に依存すること、かつ地球温暖化の観点からも二酸化炭素の発生等で、推し進めることにも限界があります。水力発電は建設費が高くつき、かつ開発しつくされてると言われてます。本当は太陽エネルギーの活用が望ましいのですが、効率性からみて、まだ技術の進歩を見守るしかないようです。原子力は危険だとして、その利用をやめるならば、私たちは、物づくりを中心とした基幹産業に新興国に対するさらなるハンディキャップを負うこと、また、個々人の電化された快適な生活を手放すこととなりますが、耐えられるでしょうか。人間が原子力の危険性を凌駕するほどの危機管理能力を身に着けて、この危機を乗り越えて原子力を使い続けるのか、それとも、人間の能力を超えた領域として原子力の利用を断念するのか、または、その折衷案(落としどころ)で太陽エネルギーの活用が可能となるまでのつなぎとして原子力を利用するのか、多いに議論し国民の納得のいくガイドラインが求められていると思います。(福島第一原発事故は、長期化しそうな状況ですが、少しでも早期に安全な状態になることを祈ってます。)

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