ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

シニアの助言について

2010-05-31 23:07:43 | その他
「人生の先輩方へ
 後輩へのアドバイスは、“人間として”“人との関わりにおいて”どうすべきかという点に絞って与えてください。社会について、仕事についてのあなたのアドバイスは、残念ながら多分役に立たないです。そういうことについては若い人が若い人のやり方でやるのを信じてあげましょう。
人生の新米の人たちへ
 人生の先達が勉強や仕事などについて何かもっともらしいことを言ってきても、おそらくそれらはあなたの人生には関係がありません。でも、人として、人との関わりにおいてこうなのだ、という話があれば、それには謙虚に耳を傾けましょう。ずっと後から、あなたもそのことが分かるでしょう」(BusinessMedia誠 ちきりんの“社会派”で行こう!より引用)    ちきりんさんの辛口なコラムは、実に痛快なので、ピックアップしてみました。高度成長期に生きてきたシニア。その後のバブルの崩壊から失われた20年と言われ、日本はいまだ立ち直ってません。先の見通せない今の社会で、シニアが若い人になにを伝えることが有意義なのでしょうか。シニアが経験したことは、これからの社会では通用しなくなっていることは、私も職場で実感してます。でも、巧妙に生き抜く方法は、きっと、シニアは若い人々に伝える価値があると思います。まずは、生き抜いていかなくては、いい仕事もできないと思いますから。

BusinessMedia誠 ちきりんの“社会派”で行こう!
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1008/31/news002_2.html

ドリーム・ハイに、さよなら。

2010-05-27 23:28:04 | ココロ
「埠頭を渡る風をみたのは」と懐かしい歌が聞こえてきた。
その後、ある想いがよぎった。

ぼくは、夢の中の夢に酔って逃避してるだけで、
目の前で大きなあくびをしてみせる、現実のきみに、
ぼくは、向き合ってきただろうか。
そんなこともできないで、理想ばかり追いかけるぼくは、
とんでもない、偽善者だ。
あの時、いつになく落ち込んでいたきみに、まともに聴くこともできず、
時間に流された自分が悔やまれる。

愛や夢を大きく語ることは、容易い。でも、それは、単なる逃避でもあり、
もっと、大事なことは、目の前にいるきみになにをしてあげられるかということだ。
そして、埠頭を渡る風がいつになく吹いていたら、ぼくときみの心の隙間に、
冷たくもやさしく、渦巻くように満たしていくこと。
そうでなくては、絶えられない。

プレゼンの秘訣、秋元康氏

2010-05-25 22:38:30 | テレビ番組
「「夕やけニャンニャン」「ザ・ベストテン」等のテレビの放送作家、美空ひばり「川の流れのように」の作詞家、「AKB48」のプロデューサー、「象の背中」の小説家。様々な肩書を持ちながら、数多くのヒットを生み出してきた秋元康さん(54歳)。」(「仕事のすすめ」より引用)

自分の企画や考えを相手に受け入れてもらうには。以下、列記です。

・夢は語らなければ育たない。
・人から信頼を得るには、コツなどはない。繰り返し、ブレないこと。
・説得するのではなく、納得してもらうこと。
・マイナスの要素をマイナスとして認知しているか。伝えているか。
・クリエイターが、陥りがちなミスは、自分も大衆の一人だということ。
 自分が欲しくないものは、大衆からも認知されない。

仕事学のすすめ
http://www.nhk.or.jp/etv22/thu/summary/index.html#vol3

止まらないユーロ安、ギリシャ財政危機。

2010-05-23 21:57:00 | 社会情勢
「人口わずか1000万エーゲ海の小国ギリシャの財政危機が、世界金融市場を激しく揺さぶっている。統一通貨ユーロの全面安だけでなく、今回のユーロ危機は世界同時株安まで引き起こした。ユーロ圏防衛のための89兆円にのぼるEUの大規模支援策決定などで株式市場の混乱はひとまず収まったが、ギリシャ財政立て直しへの懸念、ポルトガルなど他の財政赤字を抱える国の存在、また大規模支援を行う側のドイツなどで拡大する反対の動きなど、いまだ予断を許さない状況にある。」(クローズアップ現代より引用)    EUの単一通貨ユーロ安が止まりません。ユーロが売られ、円高傾向。ギリシャが財政悪化を隠してきたことを、EUとして監視する仕組みがなかったことから、ユーロの弱点として、危機管理能力の欠如が表面化しました。ギリシャの財政改善努力に市場が懸念し、さらにユーロ相場下落傾向とのこと。(ギリシャでは5人に1人が公務員なので財政を圧迫。さらに蔓延する脱税者。そのつけをドイツ等の融資国が支援することに国民が反発(マルクに戻そうという運動も。))ギリシャ財政破綻の原因は、前政権のバラマキ政策だということです。日本も似たような動きをしてます。「対岸の火事」ではないかもしれません。

クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2889

心が折れそうな時、この曲聴いて、元気に出勤しよう。

2010-05-17 22:34:49 | 音楽
日曜に、FMを聴いていると、懐かしい歌が流れてきました。あの頃はもう、バブルが落ち着きだした時期だったでしょうか。「愛は勝つ」というフレーズはなんとも落ち着きのないものでしたが、そのように言い切る言葉のマジックに、心地よさを感じました。よく考えると、愛は、勝ちにいくものでしょうか。愛は、邪悪な猜疑心などに負けるのでしょうか。そんなことは、どうでもいいことです。僕たちは、少し野暮ったくも、単刀直入な歌詞で、いとも単純に元気になれるからです。そして、明日も、鬱陶しい仕事を頑張ろうと思わせてくれたら、やっぱり、名曲です。

「Carry on carry out
 求めてうばわれて 与えてうらぎられ
 愛は育つもの....」(作詞、作曲:KAN、「愛は勝つ」より引用)

「愛は勝つ」、聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=kZdFC5s-eLY&feature=related

新曲「よければ一緒に」のPVです。KAN、もっと評価されてよいと思います。上手い。
http://www.youtube.com/watch?v=JsTbEPYomhA&feature=fvw

WOMAN(ジョン・レノン)を歌うKAN、違和感がないのが不思議。
http://www.youtube.com/watch?v=PHK74578DmY&feature=related

最近、気になった言葉

2010-05-13 22:31:51 | テレビ番組
落合恵子さん、テレビに出られてのコメント。
「自分にとって大事なものは、ポケットの奥に、しっかりと、持っておくこと。
(どうでもよいものは、捨てていくこと。(世間体、名誉、地位など))
このことを実践するのは、変化していく自分を固執せずに考えると、簡単なことではありません。まず、自分にとって大事なものが、なにかなのです。今、大事と思っていることが、本当にそうなのだろうか。そこが、明確でないとぶれてしまいます。

西野カナさん、トップランナーにて。
「楽しむことを頑張ること。楽しむことって、難しい。だから、頑張るしかない。」
普通は、楽しいと感じることは、偶然やってくるもので、自然とやってくるものと考えがちですが、もっと、ポジティブに、頑張った先に、楽しいと感じれるという姿勢に共感しました。楽しいことは、楽しても、やって来ないという点で、一理あります。

犬が身をもって、教えてくれること。

2010-05-10 23:10:14 | ココロ
愛犬ベイカーが家族に囲まれて眠るように息を引き取りました。息子シェインが家族に言います。「「人は、いい人生の過ごし方を学ぶために生まれてくるよね?いつもみんなを愛することとか、人に優しくすることとか。だよね?」そしてその6歳の少年は続けた。「ほら、犬はもうそれをすでに知ってるんだから、そんなに長いこと、この世にいなくていいんだ」」(ある獣医の手記より引用)    犬を飼っている方は、お解かりかと思いますが、犬は、時として人間が見失うそうになる生きる姿勢を見せてくれます。うちの愛犬も10年目に突入し、後の時間はかなり限られたものだと思います。老いもまっすぐに受け止めている愛犬が愛おしくてたまらない毎日です。

ある獣医の手記
http://labaq.com/archives/51387194.html

うちの愛犬が自らの死をもって教えてくれた大切なこと(リンク元)
http://blogs.itmedia.co.jp/niikura/2010/05/post-02bd.html

日本人が見失っているものについて語る。ダライ・ラマ14世

2010-05-07 23:21:46 | ココロ
4月28日、亡命政府のあるインド北部ダラムサラの法王宮殿にて。「日本人はとても勤勉です。しかし、一方でとても自負心が強すぎないでしょうか。もし家族、隣人が苦しんでいるのであれば、手を差し伸べなくてはいけません。彼らと苦しみを分かち合わなくてはいけません。私たちは同じ人間であり、なんでも一人で解決しなくてもいいのです(笑い)。怒らないで下さい。これは私がよく使う手です。以前、私はインド人記者に「インド人は怠慢だ」と言ったら、彼は怒った。私はいつもそんなことを言う。そう、私こそ怠け者ですからね。」(毎日JPより引用)    私は、自負心というか、つまらないものをプライドと称して、自分を苦しめているのは、事実だと感じます。たとえば、仕事中に、誰かが、私をある事で批判したとします。そのことに謙虚に耳を傾けるぐらいならば、いいのですが、平常心を失い動揺して嫌な思いとなって、感情的な言葉を返したとします。私は、自分のプライドを守ったのでしょうか。いえ、その逆で、相手の挑発に自分の心を振り回されただけだと思います。また、私たちは、便利さを手に入れた反面、家族であっても、お互いに距離をおくようになりました。こういう状態だと、相手が悩んでることに気づくのが遅れますし、気づいても、話をきくことしかできなかったりするのが現実です。(ネットに繋がって、私の世界は広がりました。その事はよいのですが、ネットとの時間が自分のある一定の時間を占め、周りの人との会話は減ったというようなことです。ネットに支配されるようではだめだと反省してます。)

毎日JP(ダライ・ラマ:単独インタビュー)
http://mainichi.jp/select/world/news/20100503mog00m030001000c3.html

普天間問題の迷走について。

2010-05-05 17:04:53 | 社会情勢
「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題をめぐり、就任後初めて沖縄を訪問した鳩山由紀夫首相。昨年の衆院選で移設先を「最低でも県外」と訴えながら、県内移設を示唆することになり、ひたすら低姿勢の“おわび行脚”に終始した。「本当に総理か」。地元からは首相の軽すぎる言葉に怒りが集まった。....また普天間第二小学校教諭の下地律子さんは「騒音をどうにかして」など6年生10人が書いた手紙を直接手渡し“直談判”。首相が「ご負担をお願いしなければならないのは本当につらい。皆さんも本当につらいと思うが」と話すと、納得いかない様子の女性が首相に詰め寄り、制止される場面も。住民からは「しっかりしろ」「友愛政治はどこにいった」などとヤジも飛んだ。」(YAHOO!ニュースより引用)    普天間問題は、5月末決着を目指して、新聞にも、大きく報道されてます。このような日米安保条約に触れる政策は、戦後から考えると沖縄に偏重して、痛みを押し付けてきた経緯もあり、沖縄以外の方々は口が重くなる傾向にあったと考えます。長年の自民党政権時では、危ない基地(騒音などの環境問題も含めて。)を置く見返りに経済が潤う仕組みである程度、補完されていたでしょうが、政権が民主党に移り、今までになかった県外移設の公約に大きな期待を寄せてきただけに、ここにきて、今の総理の動向は、一気に沖縄県民の信頼を失ったことかと思います。そもそも、沖縄は、地理的に西太平洋に対して、特に中国海軍と間で、せめぎあうほどの位置であり、防衛上、有効であるだけでなく、軍事的な境界の拡大を阻止する重要な役割を担っているのです。このデリケートな問題に抵触するならば、日米安全保障に立ち返るぐらい腹をくくらないと、(つまり、米国に日本を守ってもらうことを、拒否すること。)米国と対等な話などできないのです。従って、何も変わらないのが、現実だと思います。社民党でも、自衛隊は必要と言い出した時代に、平和を求める姿勢や理想をどこに落ち着かせるかは、本当に難しい問題だと思います。(沖縄の方々に対しては、説明責任だけでなく、日本でできるさらなる保護施策が必要だと感じます。)

YAHOO!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100505-00000041-san-pol

その人が再び輝く、一瞬につなげる。訪問看護師、秋山正子氏

2010-05-05 15:40:56 | テレビ番組
「療養生活が長引けば、気持ちが後ろ向きになりがちだ。その心を支えるために秋山は、その人の“輝き”を引き出すことを大切にする。若かったころのことなどを思い出してもらうことで、表情が生き生きとし、輝きを増してくる。また、よく眠れるようになったり食欲が増したりすることにつながるという。」(プロフェッショナルより引用)    こういう話題となると、自分とって切実なのは、高齢の両親です。母がまだなんとか父を支えてます。最近は、母の愚痴を私が聞役となるパターンが多くなりました。(つまり、父と普通に会話することが、少し困難になってきたという事実です。)高齢者は、私たちとは、また違う世界(時間の流れ方、話のリズム感、生きることで精一杯になってきていることなど。)に住んでるのだということを実感させられます。だから、物忘れがひどかったり、昔の元気だった頃の面影が徐々に消えていくのは現実として受け止めるしかありません。そして、いつ訪れるか定かでない最期も。(もちろん、自分の残された時間がどの程度だろうと考えてみたり。)秋山正子氏の、前向きな言葉を以下、拾ってみました。
「その人の輝きを引き出す。その人が再び輝く、一瞬につなげる。

 残された時間を、住み慣れた家で過ごすことは、自分に帰ること。

 一日、一日を生きる喜び、その延長線上に最期がある。

 どんなに厳しい状況にあっても、ささやかな喜びが、そこかしこにある。
 それを感じていれば、人生は輝く。自分の仕事は、それを支えること。

 日常の生活が今日できること。

 見事に人生の幕引きをされる方をみると、頭がさがる。
 悲しくとかではなく、お見事なのだということ。

 目の前の現実と向き合いこと。そこに喜びをみいだすこと。
 それで、救われるのは本人だけでなく、家族の力となる。
 つまり、ファイナルギフトだ。

 衰えていく日々の中に輝くことはたくさんある。」

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100316/index.html