ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

かけがえのない存在とは。サン・テグジュペリ、星の王子さま No2

2013-01-03 01:34:42 | テレビ番組
作家サン・テグジュペリは、亡命先のアメリカで作品「星の王子さま」を創作しました。その後、祖国フランスに残した愛する人々のため、ナチスドイツとの戦いに参戦し、地中海上空で行方不明となりました。当作品は、自身の体験から、作り上げられているのです。以下、番組内容の列記です。

飼いならすことは、絆を作ること。
→ 実は、相手からも影響を受けて、自分が変わる。相手が自分の中に入ってくることを、受け入れ、自分が相手の中に入っていく。それがないと関係を深めることは難しい。
「金色の麦を見て、あんたを思い出す。麦畑に吹く風の音が好きになるのさ。」

かけがえのない存在とは
自分にとっての真実に目覚める必要がある。
成長とは、変化すること。

人間は、自由より生きることの充実を求めている。
(仕事や結婚は、自由に制限を与えるものだが、人間は、そういうものを求めている。)
柔軟な心で人とお互いに影響しあって、変化することを楽しめたらいい。

大事なことは、目に見えない。
→ 人との関係や物との関係も、よく考えると目に見えない関係を反映して大事なものになっている。
 私たちは、心で生きている。

飼いならした相手には、責任がある。
→ 責任がとれるだけの深い関係が築けるととらえるとヘビィではないのでは。

パイロットは見えないものへの目が開けたから、砂漠の中に井戸が現れた。
大事なことを見極められれば、心の井戸はわきあがってくる。その時、心は一変する。

毒ヘビにかまれる王子さま。 → 体を残して、星に帰る。
→ 王子さまは、自分の本質を純化しようとした。
→ バラへの思いだけになって、星に帰った。
 王子さまが出会うバラは、他の人には見えない。
 王子さまの心の目にしか映らない見えないバラ。

100分de名著
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/18_le-petit-prince/index.html
星の王子さま、オフィシャルサイト
http://www.lepetitprince.co.jp/

星の王子さま―オリジナル版
サン=テグジュペリ
岩波書店