ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

それでも、私は、人生にイエスと言う。ヴェクト-ル・フランクル

2013-02-24 17:20:42 | テレビ番組
さて、当番組の「夜と霧」の後半です。足元をすくわれることの多い現代社会では、保身的になりがちです。そして、そういう状況では、人々の閉塞感が強くなってきているのではないでしょうか。だからこそ、いかに自分の意志で行動することかが問われていると考えます。以下、番組内容の列記です。

3つの価値

「創造価値」」
 すべての仕事は、人の「喜び」を創っていく。

「体験価値」(心ふるわす経験)
 一人の囚人が言った。「おい、見てみろ。疲れていようが、寒かろうが、とにかく出てこい。」
 しぶしぶ、私達が外に出ていったら、あまりにも、見事な夕焼けが、そこにあった。
 一人が、つぶやくように言った。
 「世界は、どうして、こんなに美しいんだ。」
 自分たちの状況とは関係なく存在する美しい自然。
 →  あなたが経験したことは、この世のどんな力も、奪えない。

「態度価値」
 人間は、どんな状態におかれても、ある態度をとることができる。


現代社会は、欲望を極大化させる社会。
見たいものを見るのではなく、見たくないものから目をそむけないことが、
まっとうな”悩む”につながる。

未来は、現在を通過して過去になる。
そして、過去は、その人にとってかけがえのない財産となる。
”過去”というのは、すべてのことを永遠にしまってくれる金庫のようなもの。
そして、生き抜かれた時間は、時間の座標軸に永遠に刻まれ続ける。

「どんなに人生に絶望しようとも、人生があなたを絶望することは決してない。」
そして、「それでも、私は、人生にイエスと言う。」

100分de名著
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/14_frankl/index.html

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