ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

最も愚かなことは、他人の考えを馬鹿にすることである。

2012-08-06 23:56:07 | 言葉
アメリカの政治家・物理学者、ベンジャミン・フランクリンの箴言が、気になりましたので、備忘録として列記しておきます。

「教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく。人類の不幸の大半は、ものごとの価値を計り間違えることによってもたらされる。私はそう思う。」
知識に対する投資は、大切です。いくつになっても、そうありたいと思います。しかし、十分ではないといつも反省してます。


「愚か者の第一段階は、自分をよりよく見せようとする事である。第二段階は、それを他人にしゃべることである。最終段階は、他人の考えを馬鹿にすることである。」
ソーシャルスタイルとしても、よく見せることは、社会から求められていると思いますが、自分に嘘をついてまでとなると、どうなのかと思います。


「経験というのは、莫大なお金に匹敵する価値がある。ただ、ほとんどの人が、その経験を学びに使わない。」
自分が行なってきたことを棚卸することは、以外にもやれていないものです。きっと、そこから得るものは、多いと思うのですが。


「目上に対しては謙虚に、同僚に対しては礼儀正しく、目下には優しく振舞う。これはみんなが心地よく生きるための、「社会生活のルール」である。」
会社の組織に能力主義が導入されて以降、若い上司の指示に従うということは、よくある話です。そういう時、お互いにどういう接し方をしているでしょうか。年齢が逆転していても、上司は上司です。でも、その部下は、人生の先輩でもあるのです。
(ドライになっていく日本の社会に、憂慮します。)


「言い訳が得意な者に、他の事が得意であることは滅多にない。」
言い訳を自覚していないことが多いと思います。しかし、何かと理由を求められる世の中でもあります。悲しき処世術なのかもしれません。


「人間の幸福というのは、滅多にやってこないような、大きなチャンスではなく、いつでもあるような、小さな日常の積み重ねで生まれる。」
目の前あるひとつひとつを面倒だと、つい思ってしまいます。それを、愚直に行い、続けることができるか、言うほど簡単ではありません。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
no philosophy (noga)
2012-08-07 03:58:00
現象界は千変万化する。
無哲学の政治家たちは、激しく離散集合を繰り返す。理想はない。

無哲学・能天気の人びとには議論ができない。
自己の確たる進むべき方向を持っていない。相手の主張には消去法で応じる達人たちである。
ああでもなければ、こうでないと力説する。
不毛の議論になることは、目に見えているのだが、止めることができない。どこを見ても、お互い様だからである。
筋道立った考えが脳裏にたまるのではなくて、混沌とした思いが腹の底にたまってゆく。

混沌とした世界からでは、建設的なものは起こらない。筋がなく、理解が存在しない世界である。
しかたがないので、腹をくくる。理性的なものは何も残らない。世界観も示せず、説明責任も果たせない。ああ、むなしい。

日本人は、実況放送・現状報告の内容しか頭の中にない人間であるから、自己の世界観がない。
’諭され、言うなり、自主性のなさ’を特徴とする。
意思のない指導者は、既成事実の追認にばかり追われていて忙しい。
夢・未来は見るもの、触ることのできないもの。幻・過去は不確かなもの。
夢の世界と幻の世界に挟まれた、ごく狭い刹那を生きている。
日本人は、未来に向かった方向性はなく、現実の世界を迷走する。



返信する
政治家の無策 (rb_beat)
2012-08-08 01:32:24
nogaさん、ありがとうございます。

確かに、今の日本の政治家には、核となる考えがないと思います。そして、もう何年も、私たち国民の血税で、それに値する政策が実行されているとは、とても言えない状況ですね。国の借金は膨れ上がり、その解消策は、先送りされるばかりです。私たちは自己責任で、生活を守っていくしかないのかもしれません。
返信する

コメントを投稿