ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

スタジオジブリにみるプロデューサーと、アニメーター、監督との関係性。

2010-11-29 22:14:14 | 映画
プロデューサー、鈴木敏夫氏と宮崎駿氏との関係など述べられてます。ジブリ作品はテーマがしっかりしているといわれるが、そのようなイメージがあるのかという質問に、鈴木氏は、答えます。「メッセージで映画は見ないのではないか。まず「面白い」こと。2つ目に「少し言いたいこと言う。」3つ目に「お金をもうけよう。」(もうけないと次の作品が作れない。)」そして、アニメーターには官能性が必要。触った感触が伝わってくるように描写。「当たり前ですが、食べることは大事なんです。でも、忘れているんじゃないですか。日本が豊かということは、衣食住の上に付加価値があって、それをうんぬんするようになっているということです。だから、僕らの映画ではそうした付加価値を吹っ飛ばして、衣食住を描いてきたんです。」私たちは、現実の社会において情報が氾濫し、本質的にもっとも大事なものが見えなくなってきている。そういうことを、ジブリ作品は気づかせてくれるのだと感じました。詳細は、以下のリンク先をご覧ください。

ジブリ・鈴木敏夫氏が見る日本アニメの現在と未来(前編)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1011/25/news024.html

後編では、世界における日本の特殊性について述べられてます。日本の建物がシンメトリックになっていない点や、時間と空間をゆがめる日本のアニメの独自性も必読です。また、日本はアニメーションは風前の灯と語られます。ちょっと寂しい話ですが。

ジブリ・鈴木敏夫氏が見る日本アニメの現在と未来(後編)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1011/26/news018.html

災い転じて福となすか。ワイズマンの4つの法則。

2010-11-28 01:30:15 | ココロ
「イギリスの心理学者、リチャード・ワイズマンは、「運がいい人と悪い人は何が違うか」を、アンケートや行動分析などから得られた数千人のデータを基に、科学的にまとめました。....この違いがどこから生じるか、ワイズマンは四つの法則にまとめました。
法則①「チャンスは最大限に広げる。」
法則②「虫の知らせを聞き逃さない。」
法則③「幸運を期待する。」
法則④「不幸を幸運に変える。」」(朝日新聞「勝間和代の人生を変える『法則』より引用)
私たちは、物事が順調に進んでいる時は、ほとんど何も考えていないのですが、何をやっても、思うようにいかない、または、向こうから無理難題が押し寄せて来る時は、自分はついていないと嘆いたり、愚痴を言ったりします。でも、それほど人生は悪くないはずとか、負けてたまるかとか、いや、もっと恵まれていることに感謝しようよとか、そんな意識の切り替えで、気持ちを切り替えられるようになりたいものです。(法則④の、こけても、ただでは起きない的な発想に、特に共感します。)

期待をプレッシャーと感じたら。

2010-11-23 23:17:01 | ココロ
期待されることは、モチベーションが上がるし、やりがいにも繋がる大切なものです。でも、期待がプレッシャーになったり、自分を振り回したりとなると大きなストレスにもなるものです。そのように矛盾し合う期待と付き合うには、あるブログにこんなことが書かれてました。「期待を感じたならば、もしくは、自分自身への期待は、受けたら一旦受け止めて、それを別の場所に置いておくのだ。別の場所とは、普段意識していないような箱の中など...捨てるわけじゃない。置いておくのだ。箱に入れて。箱に入れたことだけを覚えていれば良い。どんな期待だったかは忘れてしまう。」そして、結果がでた後に、落ち着いて期待を入れた箱を取り出し、どんな期待だったかを見るとのことです。無意識にこういう行動を行っているようでもありますが、意識して実行すると、冷静に対処できるかもしれません。

「普通のことが特別なこと。」宇多田ヒカルさん。

2010-11-21 22:49:27 | 音楽
Goodbye HappinessのPVを、この一週間、毎日聞いてから、就寝してます。タイトルからして、切なすぎるその歌詞は、究極のところ、共感せずにはいられない。ヒッキーは、やっぱり、天才です。明るく振舞うほどに、切なすぎるPVです。(もちろん、これは買わないと。)

「ありのままで 生きていけたらいいよね
 大事な時 もうひとりの私が邪魔をするの 
 So Goodbye Happiness
 何も知らずにはしゃいでた
 あの頃へ戻りたいね
 Baby そしてもう一度
 Kiss me」(作詞、作曲、宇多田ヒカル、Goodbye Happinessより引用)

この新曲、今なら聞けます。(Utada Hikaru Official YouTube Channel)
http://www.youtube.com/hikki

ヒッキーのつぶやきも。
http://twitter.com/#!/utadahikaru

ところで、以下の記事が、気になりました。
「宇多田は8月9日、公式サイトで「来年から、しばらくの間は派手な『アーティスト活動』を止めて、『人間活動』に専念しようと思います」と宣言。...「2年になるか、5年になるか、わからないけど、一回り大きくなって帰ってくるから。少し時間をください」としていた。...東京・六本木のJ-WAVEけやき坂スタジオでの生放送への出演にて、「簡単に言うと、40、50代ぐらいになって、マネジャーなしで何にもできないおばさんとかになりたくなかったという感じです」と説明した。...最後に宇多田は「普通のことが特別なことだと思います」と締めくくった。11月24日にリリースされたEMIミュージック・ジャパンのベスト盤「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」に収録された新曲「Goodbye Happiness」も流れた。」(YAHOO!JAPANニュースより引用)

YAHOO!JAPANニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101121-00000516-san-ent

ブレーキを踏んだと思ったら、アクセルだった。トヨタ車のリコール問題をきっかけに。

2010-11-15 22:49:53 | テレビ番組
「8月、米運輸省は、トヨタ車の急加速問題について、多くが「ドライバーのペダルの踏み間違い」だったと示唆する中間報告を出した。アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、日本でも年間およそ7000件、幅広い年齢層で起きている。交通心理学の研究者たちは、このところ、事故の原因を「車の構造」と「人間の心理」から検証、ペダルの配置が操作ミスを誘発しているとの報告を出している。」(クローズアップ現代より引用)    アクセルとブレーキの踏み間違いは、日本で一日に20件にものぼる計算になります。今まで、単なる踏み間違いとしてヒューマンエラーとされてきた訳ですが、トヨタ車のリコール問題をきっかけに、人間の心理面が影響していることがわかってきました。日常の運転では、ほとんどアクセルを踏むことが多いため、運転者に予期しないストレスが急にかかると、無意識に、慣れた操作であるアクセルに足がいきやすいとのことです。本人は、目いっぱいブレーキを踏んでつもりが、アクセルだったと考えただけで、怖くなります。後、バックは、体をひねっての操作になるのですが、踏む範囲がペダルから外れる傾向にあるとのことでした。これもアクセルを踏みやすくなります。日本自動車工業会は、有効な防止策が見出せていないようです。(ぶつからない車のCMが流れてますが、これは制御安全であって本質安全ではないのです。)人間は、誰でも間違える。だから、その危なさを自分自身のイメージとして常に持っておくが大事だとレポートされてました。(自分に限ってなんて、思わないようにしましょう。気をつけなければ。)

クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2951

言葉にできないとは、こんな感情か。

2010-11-12 23:54:14 | ココロ
「百聞は、一見にしかず。」

携帯で話を把握して、わかったつもりでいても、現場で、実際に体感すると、わかったようなことは言えなくなる。今日は、体感して、感情が崩れそうになって危なかった。そんな日でした。(言葉で表現したいのですが、言葉にすると、違ったものになってしまうのです。)

本当の農家魂、米農家 石井稔氏

2010-11-12 23:04:51 | テレビ番組
「石井は毎日、田んぼに通い、稲に向かって「寒くないか?」などと言葉をかける。人に笑われようとも、大まじめで“稲との対話”を続けてきた。そこには「自分が一生懸命に稲と向き合えば、稲もそれに応えてくれる」という信念がある。」(プロフェッショナルより引用)    一般の米の5倍の値がつく奇跡の米(1キロで1500円)。それは、自然を相手に有機栽培という手間のかかる作業で育てられる。苗を大切に育て、一家総出の田植え、それが終わると、鶏糞に微生物を混ぜた肥料を丹念にまく。そして、それが、水田の養分になる。また、20キロの重さの熊手を担ぎ、1日に5キロ歩いて雑草を抜く。猛暑に耐え、台風の時は稲を信じる。そして、やってくる秋の冷気が米を甘くする。収穫のタイミングも、プロの経験と感が命だ。(農家の方に、感謝して、お米を食べようと思いました。)

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1101/index.html

西原理恵子さん、仕事力を語る。

2010-11-09 23:05:51 | その他
「「自分のやりたい仕事にめぐり合わない」とか、「自分の本当の力を分かってもらえない」なんて本気で思っているなら、私は笑いますよ。その前にたとえ1円でも自分の仕事に対して払ってもらえることは何かと考えるべきですよね。それは天から降ってくるわけではなく、「私の力でいただける仕事ならやらせてください」というものでしょ。運よく報酬をもらえたら、稼ぐ才能がそこに潜んでいたということ。その糸を手繰り寄せていかなければ、自分の仕事にたどり着けないんです。」(朝日新聞より引用)    この記事の主旨と少し異なるかもしれませんが、日頃、感じていることを少しのべます。長くサラリーマン生活を送ってくると、もう仕事を選べる年齢ではないと感ずることがあります。それは、背中にいろいろなものを背負っているからかもしれない。人がやりたがらない仕事がきても、まずは3年は、しぶとくしがみつきましょう。少しでも、任せてもらえるようになれば、おのずと、ミッションは自分に根付くと信じてます。(ここの、信じているという現在進行形がポイントです。)

恐れを知り、どこまでも、悩みぬく。呼吸器外科医 伊達洋至氏

2010-11-07 22:47:49 | テレビ番組
久しぶりに、番組「プロフェッショナル」が始まりました。「伊達の元には、ほかの病院で治療が難しいと告げられた患者も多くやってくる。一生に一大事のことが自分の身に起こり、中にはわらをもつかむ思いでいる人々に対して、伊達は、毎日時間を見つけては気さくに病室を訪ね、朗らかな笑顔で接し、心をほぐしていく。気持ちが前を向くことが、病と闘う上で大切だという。」(プロフェッショナルより引用)    もろい肺動脈の縫合は、名医、伊達洋至氏の技。過去、ある15歳の少女を、ドナーが現れず、助けられなかったとのことです。日本初の肺移植の時、手術の直前に、その少女の写真に向かって、手を合わて、手術の成功を祈った思い。つまり、「その思いは、力になる。」と。今でも、手術前の儀式として、手術用の糸で、ガーゼをなんども、縫うことを日課にしているとのことです。弱点は、あるのですかという問いに、「情にもろいところが、弱点であり、長所。」と答えられてました。究極の命のドラマが、現実に毎日、繰り返されている、身の引き締まる思いです。

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1018/index.html

気になった言葉。イメージが広がる言葉。

2010-11-03 22:34:06 | ココロ
私たちは、右肩下がりの世知辛い世の中で、もがいてます。でも、考え方によっては、充電の時期なのかもしれません。いざと言う時に備えて、以下の名言です。

「逆境こそ、力を蓄えるチャンス」(プロフェッショナルより引用)

もう一つ、電球をじっと、見続けていると、目をつぶっても、その残像を視覚的に意識することがあります。以下の小説の主人公(少女)は、綺麗な雪景色を、いっぱい見て、お姉さまに、それを届けるのだというメッセージです。

「人間の眼玉は、風景を蓄えることができると、
いつか兄さんが教えくださった。私は、この話を信じたい。」(太宰治著 「雪の夜の話」)