ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

正しい判断をもとめるなら。坂の上の雲

2009-12-27 23:43:41 | テレビ番組
秋山真之(さねゆき)(本木雅弘)は、明治28年1月末、威海衛の戦いで、自分の判断ミスにより、大切な部下を失います。傷心の真之は、東郷平八郎(渡哲也)に問います。「良き指揮官とはなんでしょうか。...結局、私は悔やむ苦しみから逃げられそうもありません。」東郷平八郎、曰く「おいも同じ人間じゃ。そいはおはんと同じこと。悩みや苦しみと無縁じゃなか。...しかし、一旦、決断したら、その決断を神のように信じなくてはいかん。決断は一瞬じゃが、正しい決断をもとめるなら、その準備に何年もの時間を要する。犠牲になった兵のためにもよく考えてほしか。良か指揮官とは何か。」そして、真之は亡き父の言葉を思い出します。「急がば回れ。短気は損気。」平八郎は、言います。「なかなか、..よか。」(坂の上の雲 第4話より)    司馬遼太郎氏の原作がスペシャルドラマになりました。1話は軽く流してしまったのですが、2話から、はまりました。軍国主義に走る日本の姿を肯定する訳ではないのですが、欧州の列強に並ぶことが日本が生き残る道という明確な目的に、ひたすら邁進する人物たちの熱いエネルギーがつたわってきます。(久石譲氏の音楽が、しっかりと盛り上げてます。)

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