ココロの居場所

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グルジア紛争について。戦争には、石油資源等の利権が絡む。

2008-09-12 23:16:05 | 社会情勢
「8月7日に起きた南オセチア自治州をめぐるロシアとグルジアの武力衝突。双方が停戦合意文書に署名したものの、ロシア軍は依然、グルジア領内に駐留しており、国際社会から強い批判を浴びている。今回の衝突は、グルジアの後ろ盾となっているアメリカと、ロシアの"代理戦争"とも言われ、かつての冷戦構造がそのまま姿を現した形で、新たな米ロ対立時代の幕開けとの見方が強まっている。背景には、9・11以降、旧ソビエト諸国で次々と親米政権が誕生し、グルジアではNATO・北大西洋条約機構への加盟をめざす中、これ以上、欧米の思いのままに勢力圏を拡大させないという、ロシアの強い危機感があると見られている。」(クローズアップ現代より引用)    グルジアには、南オセチア地域にオセット人という少数民族が生活していて、その独立を支持する名目の元、ロシア軍は、グルジア領内に進軍し、今も、駐留しているとの事です。グルジアは、地理的にもカスピ海からの原油のパイプラインがあり、原油の利権問題もからんで、この地域を不安なものにしてます。戦争の原因は、原油などの資源をめぐって、また、勢力圏の維持拡大における衝突であり、そして、戦場になった住民が大きな犠牲を強いる事になるという構図です。これは、どこかの紛争と変わらない愚かな行為の繰り返しです。

クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/