ココロの居場所

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大分教員汚職、トップの不正の影響の大きさ。

2008-09-09 22:18:56 | 社会情勢
「「先生!」。姿を見ると、教室にいた約30人の児童が廊下まで駆け寄った。児童と会うのは夏休み中の登校日以来、約1カ月ぶり。教員の表情にも笑顔が戻った。自分や親に不正の心当たりはない。どんな経緯で得点が改ざんされたのか、まったく解明されないままだ。自分の採用を取り消しながら、県教委の内部の処分は甘いと思い、わだかまりが消えない。「もう、こんな県教委のもとで教えられない」。男性は自主退職はせず、臨時講師としても学校に残らないことをいったんは決意した。「話を聞いてくれる先生が大好き。やめないで」「会えなくなって、悲しくて涙が出てきました」「もっともっといっしょに勉強したり遊んだりしてほしい」5日夜、担任するクラスの児童から手紙が家に届いた。保護者も「先生には3月まで続けてほしい」と書いていた。「担任としての責任を最後まで果たすべきか」。一晩悩み、臨時講師として担任を続けることを校長に伝えた。」(asahi.comより引用)    大分県の08年度教員採用試験で得点改ざんにより合格したとされる20人の大半は、退職願を受理との事ですが、採用取消を選んだ方が、6名との事です。(1名は、辞職。)そもそも、大分県教育委員会は、正式に採用した責任があるわけで、自主退職しない場合は採用を取り消すと迫る事に不条理を感じます。しかも、処分された方々の中には、不正の認識がなかった方がいるとなると。現場ばかりが翻弄されている今回の事件、再発防止は、もちろんの事、高次元の細やかなる対応をして欲しいです。教員は子供と接する職業ですので、一番の犠牲者は生徒なのです。

asahi.com
http://www.asahi.com/special/08008/SEB200809080022.html