はかなくも、すぎゆくその時の流れを
追いかけもせず、季節の変わり目の倦怠感で、
しばし、思考が途絶える。
でも、この病的な感覚が甘味で、一日中でもまどろんでいたい。
桃源郷か、神の国、パラダイスか。
現実から遠く、遠く、離れ。
この肉体は、周辺になじむように同化しつつ消えていく。
なんの痕跡ものこさずに。
追いかけもせず、季節の変わり目の倦怠感で、
しばし、思考が途絶える。
でも、この病的な感覚が甘味で、一日中でもまどろんでいたい。
桃源郷か、神の国、パラダイスか。
現実から遠く、遠く、離れ。
この肉体は、周辺になじむように同化しつつ消えていく。
なんの痕跡ものこさずに。