今日の美術展 [10 Oct. '07]

若干、天気が良くなったので少しだけ原チャリで遠乗りして板橋へ。帰りがけにホワイト餃子を喰べて来ました。(写真は板橋区立美術館近く、松月院萬吉山宝持寺の訓示、深いです。)

江戸文化シリーズNo.23 谷文晁とその一門　@板橋区立美術館
江戸時代幕末の絵師、谷文晁氏と彼を師事した多くの弟子の作品の展示です。谷文晁氏は幕府の御用絵師・狩野派に対し、民間絵師、最大の流派を成していたそうです。氏はダイナミック且つ繊細な筆致、そしておおらかの画風です。今回展示されていた多くの風景画、そして一番印象に残った「虎図」を見て、そう感じました。氏の画風は数々の絵師、また明治期の日本の洋画家にも受け継がれているのには驚きです。そして谷文晁氏の作風を踏襲し、一門と言ってもそれぞれにかなり違う絵を描いていることも、とても興味深いものでした。

↓ 板橋区美術館 ↓
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/