今日の美術展 [平成二十年八月十六日]

今日は移動中に豪雨、足止めをくらって雨宿りしている内に時間がかなり過ぎてしまって目的の展示を見損ないました。でも、雨上がりの素敵な空 (写真) を見れたので良しとしましょう。毎度、空の写真ですいません。浅草橋近辺の神田川に架かる橋より撮りました。

ワンピース倶楽部展 Vol.1「はじめてかもしれない」　於: ラディウム-レントゲンヴェルケ
一年に最低一作品の現代アート作品を購入する方々の集団「ワンピース倶楽部」会員の方達による自分が購入した作品を持ち寄っての展示です。新進気鋭のアーティストを中心に名だたる作家による現代アート作品が並んでいました。各作品には会員の方々による購入動機のコメントが記されていて面白かったです。こだわりを持って、作品を愛でる為に購入するのは良いですね。いつの時代にもアートにとってパトロンは必要です。それが作品を楽しむ為ではない投資目的などで購入するのでなければ....。

↓ ラディウム-レントゲンヴェルケ ↓
http://roentgenwerke.com/index.html

「真夏の夜の夢」"A Midsummer Night's Dream"　於: CASHI
お隣のこちらのギャラリーでは新進気鋭のアーティストのふたり、興梠優護氏と村上友重氏による作品展です。興梠優護氏の身体がドロドロに溶けたかの様に人物を描いたペインティングは気怠い夏の夜を思わせ、村上友重氏の星空や草原、水面を撮った写真作品は涼しげな夏の夜を連想させます。それぞれの「真夏の夜の夢」なのでしょうか? 興梠優護氏の作品には、薄っすらとそこはかとない違和感と嫌悪感が存在しながらもパワーを感じるペインティング、村上友重氏の作品はこだわりを感じる美しい写真の数々でした。

↓ CASHI ↓
http://cashi.jp/jp/