今日の美術展 番外編 [平成二十年五月十一日]

今日、目覚めると雨降りで肌寒い陽気、予定をキャンセルして一日、引き篭りで家の用事をこなして過しました。で、今日は先日、六本木ミッドタウンを訪れた時に立ち寄ったとらや東京ミッドタウン店で行われていた展示を番外で紹介します。

唐紙の美 唐長展　於: とらや東京ミッドタウン店
和紙に版木で文様を摺った襖紙や壁紙に使用されてきた唐紙を約400年前から作り続ける京都に唯一現存する老舗「唐長」さんによる和菓子の老舗「虎屋」さんで行われている展示です。店内のギャラリー・スペースを黒い壁で囲い、唐紙を用い作られた灯と水盤を設置した「闇・光・水」が作り出す美しいインスタレーションでした。「唐長」さんと「虎屋」さん、どちらも伝統の技を今に伝える店同士がコラボレイトして演出する幽玄な雰囲気の空間でしたね。今回の展示の為に特別に作られた唐紙によるポスト・カードが販売されていたのですが、ちと、値が張るので手を出すのはやめときました。

↓ とらや ↓
http://www.toraya-group.co.jp/main.html