今日も秋晴れの良い陽気の一日でしたね。目黒川辺り (写真) もすっかり秋景色です。
丸山直文展 – 後ろの正面 於: 目黒区美術館
ステイニングと呼ばれるキャンバスに絵具を滲ませて描く技法でペインティングを行う作家、丸山直文氏の作品展です。丸山直文氏の作品の良さは何と言ってもその色彩と雰囲気でしょう。素直に、きれいだなぁ、と言えるペインティングです。今回は現状の作風に至るまでの過去に於ける作品も展示され、やはりいろいろと試行錯誤があったことが分かり興味深いのですが、たとえ1994・95年辺りのモノクロの時代も含め、全体にその色彩感覚の素晴らしさが伝わってきましたね。美しい色彩、ほんわかした雰囲気、ポップでかわいらしく、なおかつダイナミズムも感じられ、見ていてとても心地良いです。きっと丸山氏の作品はパブリック・アートとして活用されたら良いのではないでしょうか? 上映されていた丸山氏がどの様に制作を進めているかを撮影した映像も興味深いものでした。今回、美術館自体の展示に対する演出も良かったです。近作の展示室は光沢感のある白い壁と床、白い空間の中で作品の色彩が映え、また初期作品の展示室はマット系の白い壁にコンクリート剥き出しの床、作品のエキセントリックさが際立っていましたし、アトリエを再現した部屋などもあり、作品はもちろん、展示方法に至るまで、とても気持ちの良い美術展でした。
↓ 目黒区美術館 ↓
http://www.mmat.jp/
丸山直文展 – 後ろの正面 於: 目黒区美術館
ステイニングと呼ばれるキャンバスに絵具を滲ませて描く技法でペインティングを行う作家、丸山直文氏の作品展です。丸山直文氏の作品の良さは何と言ってもその色彩と雰囲気でしょう。素直に、きれいだなぁ、と言えるペインティングです。今回は現状の作風に至るまでの過去に於ける作品も展示され、やはりいろいろと試行錯誤があったことが分かり興味深いのですが、たとえ1994・95年辺りのモノクロの時代も含め、全体にその色彩感覚の素晴らしさが伝わってきましたね。美しい色彩、ほんわかした雰囲気、ポップでかわいらしく、なおかつダイナミズムも感じられ、見ていてとても心地良いです。きっと丸山氏の作品はパブリック・アートとして活用されたら良いのではないでしょうか? 上映されていた丸山氏がどの様に制作を進めているかを撮影した映像も興味深いものでした。今回、美術館自体の展示に対する演出も良かったです。近作の展示室は光沢感のある白い壁と床、白い空間の中で作品の色彩が映え、また初期作品の展示室はマット系の白い壁にコンクリート剥き出しの床、作品のエキセントリックさが際立っていましたし、アトリエを再現した部屋などもあり、作品はもちろん、展示方法に至るまで、とても気持ちの良い美術展でした。
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