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五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

土用の丑の日

2010-07-26 22:00:13 | うちごはん

今日は土用の丑の日だそうで、
我が家でも食べましたヨ。

以前浜松の知人から送られてきて、
食べ切れなかったので
(というよりなんでもない日に食べるのがもったいなかったので)
冷凍庫に保存していたのをいただきました。

私はあまりうなぎは好きではないのですが、
さすが本場。

中国産の変に臭みがあるような、脂が乗りすぎているのとは違い、
さっぱりして上品な味
(なんて、あまりウナギは食べないからよくわからないのですが)

そもそもこちらではウナギを食べる習慣なんかなかった(と思う)
ここ10年くらいなものでしょうか。
どこのスーパーでも店頭で店員が汗を拭き拭き、
ウナギを焼いている光景を見るのは。

今はご当地の食文化がいつの間にか全国的に広がったりする。
恵方巻きなんかその典型だね。

うなぎは単に私の実家が貧乏だったから買えなかったのか?
いやいや、確かに豊かではなかっただろうけど、
そもそも私が若い頃はウナギなんてポピュラーな食材ではありませんでした。

「サザエさん」で、よくうな重を出前していたのを見ていましたが、
「東京の人ってうな重を食べるんだ」
と認識していた程度です。

地方も豊かになったというべきか
画一的になてしまったというべきか。

田舎モンの恥ついでに告白すると、
私が小さい時は麦茶なんてものはありませんでした。
何飲むかって?

水です、水。

水道水が不味いと思ったことはないし、
涼を求めて、湧き水のあるところに飲みに行ったりしていました。
(どんだけ田舎なんだ)


話はちょっと飛んでしまいますが、
作家の向田邦子氏のエッセイなどを読んでいると、
都会の戦中戦後の都会の暮らしと
自分が住んでいる田舎の暮らしぶりとあまりに違い、
愕然とします。
(阿川佐和子氏のエッセイを読んでいてもそれを感じる)

トイレが水洗になってきた辺りからでしょうか。
田舎もだんだん追いついてきたぞ、
と感じるようになったのは。



笹巻の巻き方

2010-06-20 16:43:45 | うちごはん

先日、笹巻の講習会に行って、一応巻き方を習得。

そこで忘れないうちに作り方をここに書き留めておきます。
興味のない方はスルーして下さい。

きっと来年になったら忘れるし、ひょっとして1ヶ月もすれば忘れるかもしれない。
自分への備忘録です。

義母が現役を退いたら、年に1度位は作ってみようかな。
義母の「いつ覚えたんだ」とびっくりする顔がみてみたい。

用意するもの
・笹の葉
・もち米(もち米は研いで一晩水に漬けて置く)
・ビニール紐(1個に付約30cm)

1.笹の葉の先のほうを円錐状にクルっと丸める

※笹の葉は、あまり小さいと失敗する確率が高くなる。
※円錐の下のほうは穴をあけないように

2.米を入れる

※だいたいれんげ1杯分くらい

3.ふたをする


4.ふたを逆三角形に形作る

※このとき笹の真ん中のスジのようなところを
 三角形の頂点に持っていく感じで形作る。

5.笹の根元?のほうを右に折り曲げる


6.紐を後ろの方へグルッと2回まわす

※このときしっかり巻かないと煮ている間に解けてしまうので
 自分の歯を駆使して、しっかり巻く
※片方の紐は長く残しておく


後から見たらこんな感じ

で、巻き方は完成です。

あとは鍋で約25分煮る。
その時タンサンを入れると色鮮やかになる。

煮れたら、水にとって冷やす
どこかに吊るして水切り(この時長い紐が便利ということだと思う)


自画自賛ですが、
こんな風に写真付で説明してくれたら、
いくら手呆けの私でももうちょっと早く習得できたのに。

写真をつけろとは言わないけど、
逆三を作って折り曲げる・・・
これさえ図入りで説明してくれたら、あんなに四苦八苦しないで済んだと思う。

なにせ名人だから、こうして、こう・・・が早すぎて
えっ、えっ、えっ・・・で完成しちゃうんだもの。

もうちょっと上手になって、
伝統料理講師になろうかしら。


静かな食卓

2010-06-17 20:58:56 | うちごはん

昨日の夜のすさまじい食卓が尾を引いて、
今日は作る気になれずに、残り物。
残り物でもなんでも酒さえあれば文句を言わないダンナ。

・イカマリネ(おとといの)
・蕗の煮物(おとといの)
・水菜のサラダ(唯一今日作ったの)
・豆腐ハンバーグ、じゃがコロ(昨日の)
・水菜のチヂミ(おとといの)


若干24歳にして2児の母親になった娘。
仕事をし、帰宅してからご飯を作り、あの2児にご飯を食べさせているなんて
想像するだけで、「お疲れさん」です。

覚悟の上で、子どもを作ったのだから、それが親としての責任でしょうけど。

ダンナと二人で通夜みたいに会話のない食事をしていると、
孫がいたら賑やかでいいなぁと思うけど、
いたらいたで、シンデレラのように拭き掃除ばかりで、
ウンザリ、
ウンザリ、
ウンザリ・・・


今流行のカステラ?

2010-06-15 20:55:59 | うちごはん
休みの日にシンクの引き出しなどを整理していたら、
強力粉が見つかった。

あ~これはだいぶ前にパンを焼いてみようなどと殊勝なことを考えて
1度だけやって失敗し、そのあと餃子の皮を作って失敗し、
ピザ生地・・・これは成功したような記憶が・・・

そんな前歴のある余った強力粉でした。

捨てるのはもったいないし、薄力粉みたいに使っていいのだろうか、
と、しばし逡巡した上、カステラを作ることにしました。

カステラは20年くらい前に作って以来作っていない気がする。

またクックパッドのお世話になりました。

作っている途中で嫌な予感はしたんです。
なんだか卵がもったりしないな・・・と
朝やったので、孫たちを迎えに行く時間が迫ってきて、
まあ、いいか、とオーブンをセットして家を出る。
(オーブンに火を入れたまま家を離れるのはまずいでしょ、私)

案の定、中がへこんだカステラが出来上がっていました。

敗因は、卵の泡立てが不足していたのか、
それとも賞味期限の切れた強力粉を使ったためか。

しかし味はよかった。

でもね、この失敗作人にあげることも出来ず、
冷凍庫にそっとしまい、少しずつおやつに食べよう。


失敗作といえば、これって失敗、もしくは生焼けなんじゃなくって。


このような半熟カステラというのが流行っているらしい。

昔、母がホットケーキを焼いた時
(昔ホットケーキとは言わず、小麦粉焼きと言ったかも)
ボールに残った生地をなめるのが好きだった。
母に「お腹壊すからやめろ」と言われていた。

そういうのが記憶に残っているから
ちゃんと火が通っていない卵と小麦粉ってヤバイんじゃないかと
思うのは素人考え?

今夏場なので食中毒が出やしないかと、他人事ながら心配です。

初めてのシフォンケーキ

2010-06-02 16:58:27 | うちごはん
以前から気になっていたんです。シフォンケーキ。

道の駅とかスーパーの産直で、地元のお母さんたちが出しているんです。
「こんなもの私だって作れるんじゃないか」
と作ってみたのがこれ。

大きいの作っても食べきれないので
(人様にあげるようなのを作れるかわからないし)
ダイソーに行って、ミニシフォンケーキ型を購入して、小さいの作る。

とっても簡単に出来ました。レシピはクックパッドで。

最後の空気抜きを忘れたためか、型から出す時失敗したのか、
上のほうがちょっと空洞になってしまったけど、
初めてにしてはフワフワにできました。

味のほうは、想像通りというか、
材料が卵と砂糖と小麦粉なんで、それ以上でもそれ以下でもないって感じか。
こだわりの材料を使っているわけでないし。

まあ、なんとなく素人のオバサンたちが店に出しているわけがわかった。
・材料が手軽に入るし、安い
・デコレーションがないから素人でも参入しやすい
・生クリームやフルーツを使っていないので日持ちがする

私が作ったのどう違うのだろうかと一度検証すべく、買ってきてみようかな。

何ライバル意識燃やしてんの、私

個人的な意見として、あのスポンジだけ食べるのはなんだかやるせない。
フワフワで喰ってる気がしないし。
シフォンケーキってあまりケーキ屋では見ない気がするのだけど、
正式な食べ方って、あれに生クリームを添えるのでしょうか。

でもどこかにおもたせで持って行くにしては
ビジュアル的に地味なケーキな感は否めない。
これだったらカステラのほうがまだましな気がする。

まだまだ開発の余地がありそうですな。

ふぞろいのアスパラたち

2010-05-21 15:58:24 | うちごはん

実家からアスパラガスをもらう。
出荷はじきだから、太いの有り、細いの有り。

アスパラガスなんて野菜を食べたのはいつからだったのだろう。
自分でスーパーで購入したことはないので、きっと実家で植えた時だろう。
とすると、30年近く前か?

それ以前はアスパラというのはビスケットの一種だと思っていた。
今もあるけど、アスパラという名のビスケットが昔からありました。

その後食べたアスパラは、缶詰のホワイトアスパラ。
学生時代、ちょっと色気づいて喫茶店なんかに行くようになった。
その時食べたサラダの中にアスパラが入っていた。
なんでそれがアスパラとわかったんだろう。
一緒にいた男友達がこれはアスパラだと言ったんだったろうか。

実際生のアスパラを食べた時は、「あの缶詰のアスパラはまったく別物か?」と衝撃だった。
生のホワイトアスパラもあるらしいけど、私は食べた事がない。

スーパーで売っているアスパラはびっくりするほど高い。
私は実家からもらうからそのありがたみがわからない。
最初はおいしくいただくのだけど、
両手で輪を作るくらいの束をしょっちゅうもらうと飽きてくる。
レパートリーだって尽きてくる。

まずはただ湯がいてマヨネーズを付けて食べる定番
あとは・ベーコンと炒めるか巻く
・浅漬け
・天ぷら
ちょっとこじゃれたところでは・チーズをのせオーブンで焼く

あとはそれぞれの応用編みたいな料理しかできない。

今日は、初めて太いのでアスパラ焼きを作ってみました。
なかなかおいしゅうございました。

(焼き茄子のように、皮をむいて食べました)

ちなみに奥の料理は、スキレットで、もやしの上に豚バラを乗せて蒸し焼きにしたもの。(もはや料理とはいえないのかもしれない)
この2品だけが今日のおかずと思われると癪なので、あとの3品

・ウドとグレープフルーツのサラダ
・きんぴら
・おひたし

野菜8にたんぱく質2の割合か?
でもそのおかげでか、生活習慣病に夫婦で引っかかった事がないんです。

ま、いうなれば粗食ですな。


それぞれの味

2010-05-14 20:35:54 | うちごはん

野菜が高騰しているという記事を書いたのはいつだったかしら。
今は、こっちも地物の野菜が出回っていて、一挙に食卓は野菜づくし。

上の写真は、山菜のウドとホンナだったかアイコだったか
(義母が朝市から買ってきた)

田舎にいるくせに、山菜で見分けがつくのは、ワラビとぜんまいとウドくらい。
(かろうじてタラの芽はわかるかな)

実家にいたころは、祖母が採る人だったんで、山菜なんて購入するものだとは思っていなかった。
それに子どもにとって山菜はえぐくて決してご馳走ではなかった。

今更山菜の美味しさ、そして高級な食材であることを認識してます。

実母も義父母も、もちろんうちのダンナも山に行かないので、
山菜は買うものという体たらく。
1把400円くらいか?

今日は実家から野菜ももらったので、青菜が5種類。
こっちは、秋に畑に残しておいた野菜からトウが出てそれを春に食します。
暖かい地方の人達は知らないのかな・・・?

冬に雪に埋もれていた野菜たちがたっぷり土の栄養分を吸って育ったから甘い。
これぞ春を食している!という力強さでたまらなく美味しい。


この写真は、上が山菜で、左からからし菜、白菜、野沢菜の副立

当たり前の事だけど、白菜は白菜の味が、野沢菜は野沢菜の味。
変な言い方だけど、遺伝子ってすごいな~~~


GW4日目・旅館ごっご

2010-05-04 23:59:42 | うちごはん

GW泊りがけできなかった恨みがちょっとあり、
じゃあ、泊まったつもりになって旅館ごっこをしようと大人気ないことを企てる。

何のことはない、日帰り温泉に行き、夜はちょっと豪華な夕食・・・なんですけど。

車で30分位の温泉にダンナと行く。
温泉休憩+昼食付で1000円は安い。

この定食もけっこうおいしいし、かなりお得感がある。
私はシュワシュワを飲み、ダンナはアルコール0%のビールもどき。

二人で温泉にいても特にすることもないので、4時頃帰り、
夕食に向けての買い出し。
途中で図書館にも寄ったりして、帰ってきたのが5時半。
弟子も配膳係も仲居も一人でこなしている我が旅館(?)出来たのが7時になってしまった。

おお~見た目けっこう豪華
どれが前菜でどれが先付けなのかよくわからないのだけど・・・

こごみのマヨ付け・ほたるいか・海老の焼物
ごぼうのごま酢・ウドの葉の焼き味噌和え

菜の花のおひたし・ウドの味噌煮・セリとささ身のわさび和え

ホヤとうどのポン酢・新玉とサーモンのカルパッチョ

ホタテのマヨネーズグラタン

本当はこれに天ぷらとお吸い物をつけるはずだったのが、時間的に無理でパス。
せっかく温泉の近くでまだふきのとうがあったので採ってきたのに。
スーパーでタラの芽が4個で200円で売っていたけど高かったのでパスしてよかった・・・

ダンナは気を良くし、そういえばこんなのあったんだ、と出してくる。

一杯だけごちそうになりました。

しかし私は、昼にあの定食を食べ過ぎたのか、作るだけでお腹一杯になったのか、
たんぱく質系は、ほとんど残す。
年なんだか野菜はバクバクいけるんだけど。
やっぱり料理人の腕があまりよくなかったのかもしれない。
本当の旅館で残すなんて私としては信じられない行為だもの。

ダンナは全部食べてくれました。(私のホヤも)

お決まりの「もし外で食べたら」換算
ダンナは「料理だけで4000円は行くんじゃない」
それはないと思う。
だって材料費そんなにかかってないもの。
ホタテ:78円 海老:35円 サーモン:200円 ホヤ:200円 ほたるいか:200円
(しかもまだ冷蔵庫に残っているし)
山菜にいたっては義母からもらったものだし、
ちょっと高かったのは刺身くらい。

ま、お酒込みで3000円ということにしておきましょう。


野菜高騰対策

2010-04-28 20:54:45 | うちごはん
連日ニュースでやっている「野菜高騰」
さて、我が家の食費の中の野菜の購入費はいくらか家計簿を調べてみた。
そしたら、先月より使っていないじゃないの。

ニュースによる刷り込みで野菜を買うことを控えていたのだろうか。

実家では野菜を作っているのだけど、今はまだ野菜は採れない。
今の時期なら「ふくたち」が採れるはずなんだけど、この寒さで伸びてこないそうだ。

この間、関西に住む親類から新玉ねぎが送られてきた。
(関西ではもう玉ねぎが採れるのね)
野菜が高騰の折、最近は新玉料理尽くしである。
(新玉は甘くておいしい)

今日は生まれて初めておでんに新玉を入れてみた。
なかなかいいんでないかい。

孫は、食べる時「皮むいて」と言うのだけど、
玉ねぎってむいてもむいても皮なんです。

ところで、コンビニのおでんには「玉ねぎ」ってあるのでしょうか。
煮崩れするから商品にするのは難しいのかな。

主婦のプライド及び経済学からコンビニのおでんは購入した事がないのだけど、
レジ横で見るとつい「今日はおでんにしようかな」とつい思ってしまう。

今日はこの間花見に行ったとき、露天で売っていておいしそうだったから作ってみた。

なんで外で売っているおでんや焼きイカってあんなにおいしそうなんだろう。
家で作ってもさほどおいしくない・・・

おでんの中の大根は1本158円でした。
卵は10個で98円。
スーパーも頑張っているな。
デフレスパイラルに協力しているんでしょうか、私。

キャベツの漬物

2010-04-24 23:59:52 | うちごはん

このところキャベツが目を剥くような値段で売られている。
しかし、昨日半玉で98円だったので、「よっしゃ」と購入。

早速キャベツの浅漬けを漬ける。

3歳の孫は何をするのも集中力がないのであるが、
唯一台所に立たせると、いつまでも遊んでいる。

上記の浅漬けは、孫が切った。
きゅうりは全部一人で、キャベツはちょっと私が手を出し、人参は私が切る。
包丁を持つ手は手馴れたものである。

将来いい学校には入れそうもない気がするけど、
そこそこ男性にはもてて、そこそこいい主婦にはなれるような気はする。
祖母の私が言うのもなんだけど、目なんかクルクルして可愛いし。

そうそう、キャベツである。
さすがにキャベツが400円で売られているのを見ると、買うのを躊躇する。

もし、ししゃもが10匹1000円で売られていても皆さん躊躇せず買います?

スーパーで「北海道フェア」をやっていて、結構な賑わい。
確かに北海道に行って買うよりは交通費、及び送料はかからないので安いのだけど、
旅先で買う高揚感というか、財布の紐が緩くなる時と違い、
1円でも安いものを求めているスーパーで、非日常な買い物は私は貧乏性でできない。

ホッケの開き1000円・・・おいしそうだったな。
バームクーヘンもおいしそうだった。

明日孫を連れて試食に行こうかな。