テメー、馬鹿か！

ある街の、あるスーパーで起こったこと。
買い物を終えたオイラが店を出ようとした時だ。

３０代とおぼしき女性の声が店内に響き渡った。。

「テメー何やってんだ。さっきしろっていっただろう。テメー馬鹿か」

息子を叱りつけているようだった。
息子は慣れているのか、特に泣いている様子もなく立ちすくんでいる。

何があったか分からないが、さてさて、この子はこの親の言葉のどこに愛を見出すのだろうか。。。。

親だからといってどんな言葉を使ってもいいというものじゃない。
親だからこそ、叱る時には愛をもって叱らなければいけないと思う。

この「テメー」の言葉の裏に込められているメッセージは「面倒なことを私にさせるな」でしかない。

これはもう言葉の虐待だ。。。

この先には殴る、蹴るの行動が出てくるようにさえ思えた。。。。

日々、幼児虐待のニュースを見るにつけ、世の中にこういう親が増えているようで心配している。

どこかで日本の教育は間違ってきているのではないか。

暗い気持ちになってクルマに戻るとラジオから聞こえてきたのがこれ。。。。

「そうだ
何を言われてもいい

やりたいことをやるんだ
ジコチューだっていいじゃないか

マイウェイ、マイウェイ」

乃木坂４６のジコチューで行こうの一節だ。

作詞家の秋元康さん、何をやっても売れればいいというものではありませんし、オイラは貴方の主張には同意できません。。。。

こんな歌が喜ばれるのかな。

一層、暗い気持ちになったラッコでした。