■ラッコマンの喫茶室■

北海道からオリジナルフォーク、クルマの話題などを発信します。

James J800a最終調整をおえました。。。

2021-10-29 | 日記
James J800は最終的に、サドルの調整を行い、トリプルオーっぽく、やや低めに設定しました。
弦高を下げると張力が弱まり、どうしても音が大人しくなります。
この分、抑え易くなるので弾きやすくなるわけです。
また、サドルを尖らせると、シャリシャリした音が得られますが、箱鳴り感が減ってしまいます。
そういう微妙なバランスのなかで、一番、自分が好みの音を作って行かなければなりません。
そこが難しい所であり、楽しい所でもあるのです。
最終的な弦高ですが6弦12フレットで2.3ミリ、1弦12フレットで1.8ミリ程度です。



今回、サドルは二本セットを買いましたので、完成した物とは別に、やや高めの弦高で音を大きく、箱鳴り感を強調できるようなサブサドルを作りました。
まだギターには入れていませんが、前回と同じサドルから切り出しましたので問題はないはずです。
次の弦交換の折に試して見たいと思います。
さてサドルの大事さをご理解いただくために、James に付いていたサドルをご覧ください。



弦の揺れでサドルが磨り減っています。
サドルとしては弱すぎるようです。
昔はここに象牙を使って固くしたギターが高級でした。
いまは象牙が手に入らないので、牛骨になっています。
安いギターは、プラスチック的に型にはめて作るため、こういう素材になってしまいます。
牛骨ですと仕上げに手間がかかりますからね。
しかしJ 800は、8万円クラスのギターですから、このクラスのギターで初めてギターを経験する方のためにここはぜひ、改善していただきたいと思います。

サドルナットの調整は微妙です。
すべて自己責任でお願いします。


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メリークリスマス☆ナイト ラッコマンオリジナルです。

2021-10-25 | 日記
北海道は日増しに寒くなってきました。
旭川から見える大雪山系旭岳は中腹まで雪化粧。真っ白になっています。
若い皆さんはハロウィンで街に繰り出すのでしょうか。
昨年、ハロウィンからコロナ拡大が始まったことも頭においてくださいませ。
12月はクリスマス。
一足早くラッコマンオリジナルのクリスマスソングをお届けします。
「メリークリスマス☆ナイト」
お耳汚しに。


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「風になりたい」川村ゆうこさんCover。James J800a初レコーディングです。

2021-10-23 | 日記
この9月にめでたく66歳になりました。
そこで誕生プレゼントということで嫁さんをだましての購入です。
このギターはナットに修復歴がありましたので、合わせてサドルナットともに自分で交換しました。
何度か弦を張ったり、緩めたりして調整しているうちに、ややビビリがでていますが、これはおそらく弦を新品に交換したら、良くなると思います。
小ぶりで抱えやすくて、なかなかグッドです。JamesJ800a最初のレコーディングには、川村ゆうこさんの「風になりたい」を選んでみました。
吉田拓郎さんの作詞作曲です。
大好きな曲です。
お耳汚しに。


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James J800a サドル&ナット交換 完了です。。。

2021-10-22 | 日記
Amazonは早いですね。注文してから3日目くらいでサドルナットが到着しました。
そこで計画どおり、James J800Aのチューンをしていきます。
まずはナット。
今回、色々検討しましたが、44ミリ幅のナットで牛骨製ではなかなか、これ!というものが見つかりませんでした。
安すぎたりして、不安になりました。
中には評価の低いものがあったりしてね。
そこで次善の策としてナットはTUSQという人造象牙を使うことにしました。
これですと個体差で心配ないですし、Amazon評価も高いようです。
今回使ったTUSQナットは44ミリ。1個859円でした。
メンディングテープをして作業します。



幅はピッタリでしたが、底面に角度の付いたものが届いてしまい、ミス!
まぁ、角度のあるものは削ればいいさ。
紙ヤスリで焦らず削ります。
底面が直角になるまで削って合わせてみる。
おおーピッタリ。

次は高さ調整。
ナットの高さはマーチンDと同じく、コピー用紙5枚厚にします。



2ミリくらい削ったかな。これでナットの高さはオーケーです。

次はサドル。
サドルは2本セットで牛骨製のものを買いました。これで865円。
1本は万が一の時の保険です。(笑)

上辺はある程度成形されているので、バリ取り、仕上げ磨き程度でオーケーでした。

幅は3ミリで、そのままでジャストフィット。
大変だったのがサドルの高さ。
9ミリ高のものを買いましたが、いざ、付いているものを外してみたら6ミリ高しかありません。
なんとアンダーサドルピックアップが付いていたので、その厚さの分、サドルが低くなっていたのです。
なるほどね。

そんなことで3ミリ、必死で削りました。
サドル底面が平になるよう注意して進めます。
オリジナルサドルと1弦の高さが同じになるように削りました。こんなもんでしょう。



出来ました。完成です。
いやー

素晴らしい。
やっぱりナットがちゃんと収まっているから、弾きやすい。
サドルの高さも適当だった割にはとってもいいです。

1弦12フレットで1.8ミリ。6弦12フレットで2.8ミリと言った感じです。

購入当時はちょっとサドルが低すぎる感じでしたので、チューンアップ後の方が本当に弾きやすいです。

今は弦高を下げたがる人が多いですが、下げればいいというものではないので注意が必要です。

今回のチューンアップも応援いただき、ありがとうございました。
ギターのチューンアップは基本的にプロフェショナルの方の仕事です。
オイラのような素人の真似をしてもうまくいくとは限りません。
やられる方は、自己責任でお願いしますね。

完成したJ800での演奏動画は近いうちにアップしますので、お楽しみに。

⬛トップ画像は秋の朱鞠内湖です。



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James j800a 観察報告

2021-10-20 | 日記
新たに購入したJamesj800aのためのサドル&ナットはAmazonに発注済みだ。
到着までに、個体の現状を、推測を交えて報告する。
前回のブログで記載したとおり、ナットは前オーナーの手で交換されたと思われる。
トップ画像のサドルをご覧いただきたい。
弦の跡が1弦側に残っている。
これはナット幅が明らかに変わったことを意味する。
そして、このサドルの材質はJamesJD400のサドルと同じものなので、サドルは純正のままか。

そこから分かるのは、何らかの原因でナットが欠けた、割れた。
そのためナットを交換することになったがサイズの選択を誤った。
44ミリのネックに43ミリのナットを付けてしまった。

さらにナットの画像を見ると


溝が掘られている。
おそらくナットを装着した後に高さ調整のために溝を削ったのだろう。
これは禁じ手だ。
どうしても音がビビる結果になる。

さて、そんなことか分かった所で、今後のメンテナンスだが、まずはナットの交換。44ミリにちゃんと戻す。

ナットの高さ調整はマーチンD-28に合わせてコピー用紙5枚厚にする。

それを固めてから、サドルを牛骨製に交換して調整しながらセッティング。
そんな感じで作業を続けて行こうと思っている。

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