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サラエボの小学校で作品展

2015-04-25 | 日記

4月25日(土)

 

この桜は、東ヨーロッパ、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボに咲く桜です。

 

 

このサラエボの町から、うれしいお便りが届きました。

 

昨年9月16日~19日、大志小学校で「サラエボの子どもたちの絵画展」を開催したことを、覚えていますか?

思い出すために、こちらをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/ra-gucchan7878/d/20140913

 

その主宰者、イピルイピルの会の伊藤登志子さんらが、今春のサラエボ訪問に際し、大志小の子どもたちの作品を持って行かれ、サラエボ市内の小学校で展示会を開きたいという企画が現実のものとなったのです。

 

 

サラエボの子どもたちへのお礼の気持ちを伝えるために、唐津の町や日本のことを伝える絵や作品を展示してもらおうとお願いしたところ、市内のアリヤ・ナメタック校という小学校に引き受けていただけることになりました。

そして今週、この小学校で、「大志小の子どもたちの作品展」が行われたのでした。

曳山の絵、スケッチ会で描いた唐津城や唐津神社の絵、海の絵、読書感想画、人権ポスター、それに、習字や絵手紙も展示されました。

 

休み時間、こんなに熱心に子どもたちが鑑賞してくれています。

アルファベットと違う不思議な文字に興味があるのか、特に絵手紙や習字の作品の前に、たくさんの子どもたちが集まっていたそうです。

 

 

この小学校は、美術教育に熱心な先生がいらっしゃるそうで、図工の時間も見学できたそうです。

日本では、クレパスや絵の具を使って色をぬるのが一般的ですが、この学校では、色鉛筆やサインペンなども普通に使っているようでした。

 

 

大名小路駐在員の佐久間さんからの声かけで始まった、大志小学校とサラエボの子どもたちの絵を通じた交流。

少しでも子どもたちの目が世界へと広がったり、知らなかった国への親しみがわいたりしたのであれば、この取り組みは成功だったと思います。

 

 

イピルイピルの会の皆さんは、これからも桜の植樹を通じた国際交流や被災地支援を続けていかれます。

伊藤登志子さんらがこうした活動を続けておられる思いなども、いずれ子どもたちに伝えることができればと思っています。