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盲導犬ヤックル

2014-12-03 | 日記

12月3日(水)

 

3年生の子どもたちが、盲導犬学習をしました。

西の浜の学習やお年寄り体験など、環境や福祉の学習を続けてきている3年生です。

 

はじめ、訓練センターで盲導犬が育てられる様子や、盲導犬が活躍している様子を、映像で見て学びました。

 

 

そして、盲導犬ヤックルと出会いました。

ヤックルの飼い主、鍋島さんも一緒です。

 

 

鍋島さんは、まだ光や色を感じていた小さい頃のお話を、たくさんしてくださいました。

ヤックルは、鍋島さんのそばでおとなしく待っています。

 

 

いよいよ、ヤックル登場です。

 

 

体育館がツルツル滑って、ちょっと歩きにくそうでしたが、次第に慣れてきたようでした。

 

「ハーネスをはずして、飼い主のぼくのところまで来てくれるかどうか、やってみましょう」

「カム!ヤックル、カム!」

 

 

鍋島さんが声を上げると、ヤックルがさっと立ち上がり、駆け出しました。

 

 

そして、あっという間に、飼い主のもとへ到着です。

 

 

「すごーい!」

「かわいい!」

子どもたちから歓声が上がりました。

 

ハーネスをはずした時は、お仕事でない時。

それでもヤックルは、ちゃんと鍋島さんの声を、注意して聞いていたのです。

 

続いて、障害物を避けながら歩く場面です。

壁にピタリと体を寄せて、鍋島さんを安全に誘導しています。

 

 

階段も上りました。

 

 

鍋島さんは、ドラムの達人でもあります。

力強い演奏で楽しませてくれました。

目が見えないというハンディキャップを、むしろ自分の強みにしている鍋島さんの逞しさやすごさを、音楽を通して感じることができました。

 

 

演奏のあと、ヤックルとふれあう時間が少しだけありました。

 

 

子どもたちは、大喜び!

「わたしも、パピーウォーカーになりたいなあ」

子どもたちと盲導犬の距離がぐんと近まりました。

こうしたふれあいを通して、子どもたちの障害やバリアフリーへの理解も深まっていくことでしょう。