ソウル遠征のあれこれについて、続きを記します。
・試合の日の昼食は遠征記-1でも記したスタジアム内のショッピングモールで、日本風に言う
唐揚串的なスナック類を食しました。本当はフードコート内でそれなりの食事を取りたかったのですが、
あまりにも混雑していたし、うまく注文できるかも不安だったもので(笑)。その軽食スタンドの
近辺において、しばらくご無沙汰していた東京サポーターご夫妻と遭遇。味スタでもそんなには
お会いできない方と、ソウルでお会いするとは面白いものです。
・ショッピングモールで時間を使いすぎ、僕がスタジアム入りしたのはキックオフ30分前頃でした。
その時間だけにもう両チーム選手のピッチ内練習が行われていましたが、そこで1つ気になったことが。
ピッチ内練習が開始された状況下でも、センターサークル内に設置されたミニステージにおいて
タレントによるミニライブが行われていたんですね。僕の個人的な感想としては、選手の練習が
始まったのなら、もう「サッカーモード」に切り替えて欲しいなとは感じましたね。ただ僕には
情報はないですが、もしかするとKリーグでは日常的なことなのかもしれないし、日常の感覚とは
異なるこのような事例を見聞きできたのも、海外遠征の大きな収穫であることは確かですけどね。
まあおそらくは、親善試合だから今日は特別といった程度のことかなとも思いますし、
珍しさ故に印象に残ったということですが。あと東京サポーターとして言わせてもらえば、
それで芝に影響が出ないかな、と…(笑)。
・スタジアムは2階建てで、席に関してはアウェーゴール裏1Fの特定のエリアが東京サポーター用に
確保されていました。そのエリアの入場口に屈強そうな男性セキュリティが2人着き、僕らを
ガードする役割をしてくれていましたが、そういったガードを必要と感じるような殺伐とした雰囲気は
全くなし。これは2年前も同様で、まああくまで親善試合ですしね。あと僕の席のすぐそばに、
現地在住の日本人ビジネスマンと思しき方が座られていました。異国で過ごす人にとって、
日本のスポーツチームを見られるというのは、どんな競技であれ嬉しいことなのでしょうね。
・試合そのものは、親善試合らしい内容といえましょう。佐原のアクシデントはありましたが、
あれも悪質なファウルなどではなく、たまたま相手と交錯したという類のもの。佐原自身、
後半はベンチ前に座って試合を見ていたぐらいですし、大きなケガではないでしょう。
もちろんこれは、そうであってほしいという願望込みの観測ですけど(笑)。
・大まかに言って、前半は東京ペース、後半はソウルペースといった試合でした。カボレが
再三に渡りソウルのゴールを脅かしていましたし、平山も攻撃に絡む動きはかなり出来ていた。
またエメの気の効いた動きは相変わらずですし、羽生の運動量もさすがというもの。またDFでは
藤山の読みを効かせた素早いアプローチからのボールカットが、この試合でも何度見られたことか。
試合後の感想戦でも話題に出ましたが、藤山は若いディフェンダーにとって最高の教材となる
選手だと思いますね。
・PKとなったカボレへのファウル、レフェリーは当初FKを指示したのですが、東京の選手が
アシスタントに確認してくれないかと要求し、レフェリーがアシスタントに確認を取ったところ、
アシスタントがPKを指示、レフェリーもそれを受け入れてPKとなったという流れでした。
ただホテルに戻った後、現地TV局が放送していた深夜の中継録画を見たところ、カボレへの
ファウルはギリギリながらエリアの外でした。レフェリーはよく見ていたんですね。
このPK、カボレはGKにコースを読まれながらも、GKの届かない位置に冷静に蹴りこんでいました。
今後はもう、PKは全てカボレに任せていいのでは(笑)。
・この試合、東京は5人、ソウルは7人の選手を交代出場させていました。また両チームとも
GKを交代させ、2ndGKに経験を積ませる場としての活用も行っておりました。このあたりは、
親善試合だからこそ出来るものですわね。シャカリキになって勝利を追い求める、といった
類の試合ではないからこそ、思い切った交代が出来るわけで。その意味では、両チームとも
うまくこの試合を活用できたといえるのでは。
・ところで、帰国してから初めて知ったのですが(苦笑)、ソウルの監督はギュネス氏なんですね。
2002年にトルコを3位に導いた、あのセノール・ギュネス氏。後半から交代出場してゴールをあげた
11番のデヤンはギュネス氏が呼んできたのかな、なんて思ったり。ところでこのデヤン、
来シーズンはJでプレーしていたりしてね(笑)。またソウルの20番のKim Jin Kyuは、磐田で
プレーしていたキム・ジンギュではないですかね。
・試合終了後、こちらの方とお話していたところ、なぜか仁川のユニフォームを持ったサポーターが
現れ、fct-fanさんとユニフォームを交換。fct-fanさんも悩んだとは記されていますが、
僕は「この試合は見たいが、仁川サポーターの自分がソウル側で見ることは出来ない」との
意識から、東京サイドに席を取ったのだと解釈いたしました。またもちろん、日本人に対し
自分のクラブである仁川をアピールしたいとの気持ちもあったのでしょうし。
・試合後は地下鉄で東大門まで移動しましたが、駅へ向かう間に多くのソウルサポーターから
記念撮影を求められました。言葉は分かりませんが、こういうことを実際に経験すると、
サッカーは世界の共通語という概念を改めて実感できますね。
一旦ここでエントリーを上げます。3回目に続くかもしれませんし、続かないかもしれません(笑)。
・試合の日の昼食は遠征記-1でも記したスタジアム内のショッピングモールで、日本風に言う
唐揚串的なスナック類を食しました。本当はフードコート内でそれなりの食事を取りたかったのですが、
あまりにも混雑していたし、うまく注文できるかも不安だったもので(笑)。その軽食スタンドの
近辺において、しばらくご無沙汰していた東京サポーターご夫妻と遭遇。味スタでもそんなには
お会いできない方と、ソウルでお会いするとは面白いものです。
・ショッピングモールで時間を使いすぎ、僕がスタジアム入りしたのはキックオフ30分前頃でした。
その時間だけにもう両チーム選手のピッチ内練習が行われていましたが、そこで1つ気になったことが。
ピッチ内練習が開始された状況下でも、センターサークル内に設置されたミニステージにおいて
タレントによるミニライブが行われていたんですね。僕の個人的な感想としては、選手の練習が
始まったのなら、もう「サッカーモード」に切り替えて欲しいなとは感じましたね。ただ僕には
情報はないですが、もしかするとKリーグでは日常的なことなのかもしれないし、日常の感覚とは
異なるこのような事例を見聞きできたのも、海外遠征の大きな収穫であることは確かですけどね。
まあおそらくは、親善試合だから今日は特別といった程度のことかなとも思いますし、
珍しさ故に印象に残ったということですが。あと東京サポーターとして言わせてもらえば、
それで芝に影響が出ないかな、と…(笑)。
・スタジアムは2階建てで、席に関してはアウェーゴール裏1Fの特定のエリアが東京サポーター用に
確保されていました。そのエリアの入場口に屈強そうな男性セキュリティが2人着き、僕らを
ガードする役割をしてくれていましたが、そういったガードを必要と感じるような殺伐とした雰囲気は
全くなし。これは2年前も同様で、まああくまで親善試合ですしね。あと僕の席のすぐそばに、
現地在住の日本人ビジネスマンと思しき方が座られていました。異国で過ごす人にとって、
日本のスポーツチームを見られるというのは、どんな競技であれ嬉しいことなのでしょうね。
・試合そのものは、親善試合らしい内容といえましょう。佐原のアクシデントはありましたが、
あれも悪質なファウルなどではなく、たまたま相手と交錯したという類のもの。佐原自身、
後半はベンチ前に座って試合を見ていたぐらいですし、大きなケガではないでしょう。
もちろんこれは、そうであってほしいという願望込みの観測ですけど(笑)。
・大まかに言って、前半は東京ペース、後半はソウルペースといった試合でした。カボレが
再三に渡りソウルのゴールを脅かしていましたし、平山も攻撃に絡む動きはかなり出来ていた。
またエメの気の効いた動きは相変わらずですし、羽生の運動量もさすがというもの。またDFでは
藤山の読みを効かせた素早いアプローチからのボールカットが、この試合でも何度見られたことか。
試合後の感想戦でも話題に出ましたが、藤山は若いディフェンダーにとって最高の教材となる
選手だと思いますね。
・PKとなったカボレへのファウル、レフェリーは当初FKを指示したのですが、東京の選手が
アシスタントに確認してくれないかと要求し、レフェリーがアシスタントに確認を取ったところ、
アシスタントがPKを指示、レフェリーもそれを受け入れてPKとなったという流れでした。
ただホテルに戻った後、現地TV局が放送していた深夜の中継録画を見たところ、カボレへの
ファウルはギリギリながらエリアの外でした。レフェリーはよく見ていたんですね。
このPK、カボレはGKにコースを読まれながらも、GKの届かない位置に冷静に蹴りこんでいました。
今後はもう、PKは全てカボレに任せていいのでは(笑)。
・この試合、東京は5人、ソウルは7人の選手を交代出場させていました。また両チームとも
GKを交代させ、2ndGKに経験を積ませる場としての活用も行っておりました。このあたりは、
親善試合だからこそ出来るものですわね。シャカリキになって勝利を追い求める、といった
類の試合ではないからこそ、思い切った交代が出来るわけで。その意味では、両チームとも
うまくこの試合を活用できたといえるのでは。
・ところで、帰国してから初めて知ったのですが(苦笑)、ソウルの監督はギュネス氏なんですね。
2002年にトルコを3位に導いた、あのセノール・ギュネス氏。後半から交代出場してゴールをあげた
11番のデヤンはギュネス氏が呼んできたのかな、なんて思ったり。ところでこのデヤン、
来シーズンはJでプレーしていたりしてね(笑)。またソウルの20番のKim Jin Kyuは、磐田で
プレーしていたキム・ジンギュではないですかね。
・試合終了後、こちらの方とお話していたところ、なぜか仁川のユニフォームを持ったサポーターが
現れ、fct-fanさんとユニフォームを交換。fct-fanさんも悩んだとは記されていますが、
僕は「この試合は見たいが、仁川サポーターの自分がソウル側で見ることは出来ない」との
意識から、東京サイドに席を取ったのだと解釈いたしました。またもちろん、日本人に対し
自分のクラブである仁川をアピールしたいとの気持ちもあったのでしょうし。
・試合後は地下鉄で東大門まで移動しましたが、駅へ向かう間に多くのソウルサポーターから
記念撮影を求められました。言葉は分かりませんが、こういうことを実際に経験すると、
サッカーは世界の共通語という概念を改めて実感できますね。
一旦ここでエントリーを上げます。3回目に続くかもしれませんし、続かないかもしれません(笑)。
デヤンはギュネスがつれてきたのではありません。
昨シーズンは仁川でプレーしていました。厳密に言えば、仁川からソウルに連れて行ったのはギュネスかもしれませんけど。
仁川のサポがいたのはたぶんそのせいだと思います。
ソウルの20番は磐田にいたキムジンギュです。
なるほど、そうだったのですか。デヤンは後半からの出場でしたが、彼が前半から出られていれば、
また違った展開になっていたと思います。彼のプレーは印象に残りましたね。
実はギュネス氏がソウルの監督であることは、しるこさんのサイトで知ったのですよ。当ブログのブックマークから
飛ばせてもらいまして(笑)。
またいつでもお越し下さい。