我々が火災現場で着装する服を、刺子(さしこ)と呼びます。
刺子とは布地を細かく、いわゆる雑巾刺しに縫ったものでつくった衣服の呼び名で、江戸時代に使われだし、防火被服を代表するものでした。今では大分改良されましたが、各市町村により、色や形、素材などそれぞれ違います。
昨年から体重を落とした事もあり、このさしこが、大変デカく感じます。この上から空気呼吸器を背負い面体を着装し屋内侵入し人命救助、延焼防止またはレスキュー隊の援護注水などを行います。真夏の炎天下で炎上中の火災の場合、一瞬にして体内の水分が奪われます。これからの季節、その夏場にそなえた汗を出して行う実践的訓練が重要になります。
これは救急隊との連携訓練をしているところです。この様な訓練の積み重ねが現場で活かされます。
隊長はこのベストを着用します。これには携帯無線機、デジタル無線機、携帯電話、防水手帳、各種合鍵などがセットされています。
これからも若手隊員達にビシビシ厳しく指導して行きます!!