リトアニアで世界ベンチプレス選手権大会が開催されています。日本選手の技術向上、そして活躍が目立ちます。国際大会、世界の大舞台で結果を残すことが想像以上に難しいことは、誰よりも身を以て知っています。ましてや連覇をすることは、よほどの選手でないと達成できません。そんな中、日頃お世話になっている澤選手が１６連覇を達成したと聴きました。全階級、カテゴリーを見ても過去に類を見ないのではないでしょうか？2013年には文部科学大臣賞という栄誉ある賞を受賞していますがJPAから、殿堂入り選手として推薦してほしいですね。選手以外にも日頃からJPAの大会や会議が円滑に進むような活動、そして審判員としても多くの大会のサポートをされ、鎌倉パワーリフティング協会のような地方協会の仕事までもボランティアでサポートしてくださっています。
私は昨日、仕事のためLIVEで皆さんの試技が見れませんでしたが、周囲の方から結果を聴きました。みなさんのご活躍は今の私に、とても刺激になりました。まだ試合がこれからの選手の皆さん、日頃の練習の成果を存分に発揮してください。応援しています。
私は現状これまで通りの練習方法では、世界の舞台には立てないことは自分自身十分理解しているので、現在は練習方法を大幅に見直している。しかし、思うように記録が伸びていかない。
以前とは体が違う。練習をやりすぎるとかえって記録が落ちて行く。思い通りにいかぬもどかしさと葛藤しています。
今行なっている練習は、練習の頻度を下げて追い込みすぎないこと。そしてパーツごとに分けて１週間を通して疲労が残らないようなメニューの組み立てを行なっています。
肩の日、腕の日、背中の日、胸の日。
胸の日は、ボトムから押す「突き放し」練習と、強化スプリングを使用して、フィニッシュで腕を伸ばしきる練習。これは腕のパワー伝達速度、左右差を克服するためのパワーバランストレーニングでもある。腕の日は三頭を重視して行なっています。下半身は股関節のストレッチを重要視して、足首に負担がかからない程度にヒンズースクワットを行う。
高い位置に目標を掲げ諦めず、今できることを確りと一つ一つ行なっていきたいと思います。
可能性を信じて・・・
