いきなりですが,もうね,子音を省略するの,やめにしませんかと提案したいんです。Hong-Kongとかね,ホングコングと読みましょうよ。香港旅行した挙句(ここ重要),ホングコング行ってきましたあなんて,言い放ってみましょうよ。Pekingもペキング,Knockもケノック,Piagetもピアジェット,BANG! BANG! BANG!もバング!バング!バング!ってね,読みましょうよ。……読みませんか,そうですか(なんだこりゃ)。
さてさて,子音はしばしば省略されますが,子どものうつ病も見逃されてきたわけですな(非常に,くるしい)。そして子どものうつ病といえば,この先生ですね。
第一人者といえばこの傳田先生です。なぜ第一人者かというと,子どものうつ病の国内初の大規模調査を行ったからなのであります。その最新刊がこれですね。
内容的には,あまりボリュームもなく,これまでの著作を医学の方に向けてエッセンスにしたという感じでしょうか。そのわりには結構値段が高いすね。まあそれが医学書クオリティってやつですかね。
また内容とは関係ないのですが,こういう著者名の旧字/新字の問題って(傳⇔伝),データベース化が進めば進むほど,重要になってくると思うのですが,ここらはちゃんと統一して頂きたいですね。
こちらが一番最初に書かれたものです。さすがにこれをもって世に問うという気迫というかなんというか,非常に網羅的でかつ詳細な記述がなされております。これぞ第一人者の心意気! DSM的認識論(ただし非常に緻密で精密な)のひとつの達成といってもいいかもしれません。
そして変な話ですが,こういう著作を書いておくと,後が楽になりますね,それがいいかどうかは別として。でも著作ってえてしてそういうものでもありますね。処女作=最高傑作つうのはほとんどの場合当てはまると思います。
閑話休題,ともかく,本書が歴史的メルクマールであることは間違いないでしょうね。1冊持つなら,断然これです。
てなわけで,上記のような本を書いておくと,こういうものが簡単に書けますよという見本のような感じです。まあほんとにエッセンスのエッセンスという感じで,熱気はないですが,コンパクトといえばコンパクト,かな。
話はずれますが,軽症うつ病=抑うつ神経症っていっちゃあやっぱりダメなんでしょうかね。
さてさて,上掲書を読めばもちろんわかるのですが,最初に「文部科学省による子どものうつ病実態調査」と聞いた時は,なぜに文部科学省? 厚生労働省じゃないの? と思ったわけですが,もちろん傳田先生の本でもターゲットとしておりますが,
具体的な話としては,やはりここに繋がってくるわけですね。そらそうだわな。この猪子先生も,子どものうつ病の本を出されてるわけで,
心理教育向けのガイダンス本といった趣ですが,巻末に医療機関リストなんかついてて,Usefulです。
まあそれでもって,うつ病といえば認知療法っつうのはよく言われたりしますが,子どものうつ病があまり言われてこなかったように,子どもの認知療法もあまり言われてこなかったわけですが,以前にも紹介してますが,これがありますね。
さすがに認知療法と題するだけあり,その標的を抑うつや不安としております。
そして話が少しずつずれてますが,認知療法といえば,この井上先生もはずせませんです。
1992年の刊行から,重ね重ねて改訂4版がこの度お目見えしました。認知療法系はUp to Dateが命ですね。とはいえ,普遍的な価値のある本書は,もはやスタンダードですが,入門書として,実践書として,はずせない良書であると思います。
なんか後半,画像がなくてサミスィなあ。
さてさて,子音はしばしば省略されますが,子どものうつ病も見逃されてきたわけですな(非常に,くるしい)。そして子どものうつ病といえば,この先生ですね。
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第一人者といえばこの傳田先生です。なぜ第一人者かというと,子どものうつ病の国内初の大規模調査を行ったからなのであります。その最新刊がこれですね。
内容的には,あまりボリュームもなく,これまでの著作を医学の方に向けてエッセンスにしたという感じでしょうか。そのわりには結構値段が高いすね。まあそれが医学書クオリティってやつですかね。
また内容とは関係ないのですが,こういう著者名の旧字/新字の問題って(傳⇔伝),データベース化が進めば進むほど,重要になってくると思うのですが,ここらはちゃんと統一して頂きたいですね。
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こちらが一番最初に書かれたものです。さすがにこれをもって世に問うという気迫というかなんというか,非常に網羅的でかつ詳細な記述がなされております。これぞ第一人者の心意気! DSM的認識論(ただし非常に緻密で精密な)のひとつの達成といってもいいかもしれません。
そして変な話ですが,こういう著作を書いておくと,後が楽になりますね,それがいいかどうかは別として。でも著作ってえてしてそういうものでもありますね。処女作=最高傑作つうのはほとんどの場合当てはまると思います。
閑話休題,ともかく,本書が歴史的メルクマールであることは間違いないでしょうね。1冊持つなら,断然これです。
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てなわけで,上記のような本を書いておくと,こういうものが簡単に書けますよという見本のような感じです。まあほんとにエッセンスのエッセンスという感じで,熱気はないですが,コンパクトといえばコンパクト,かな。
話はずれますが,軽症うつ病=抑うつ神経症っていっちゃあやっぱりダメなんでしょうかね。
さてさて,上掲書を読めばもちろんわかるのですが,最初に「文部科学省による子どものうつ病実態調査」と聞いた時は,なぜに文部科学省? 厚生労働省じゃないの? と思ったわけですが,もちろん傳田先生の本でもターゲットとしておりますが,
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心理教育向けのガイダンス本といった趣ですが,巻末に医療機関リストなんかついてて,Usefulです。
まあそれでもって,うつ病といえば認知療法っつうのはよく言われたりしますが,子どものうつ病があまり言われてこなかったように,子どもの認知療法もあまり言われてこなかったわけですが,以前にも紹介してますが,これがありますね。
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さすがに認知療法と題するだけあり,その標的を抑うつや不安としております。
そして話が少しずつずれてますが,認知療法といえば,この井上先生もはずせませんです。
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1992年の刊行から,重ね重ねて改訂4版がこの度お目見えしました。認知療法系はUp to Dateが命ですね。とはいえ,普遍的な価値のある本書は,もはやスタンダードですが,入門書として,実践書として,はずせない良書であると思います。
なんか後半,画像がなくてサミスィなあ。
こちらを検索してネタが被らないようにしているのですが
思いっきりかぶっちゃいました。
どこかで読んだような気はしたんですが
検索に失敗したようです。
てか最近のエントリだし。
えー、何にしても良い本だと思いますので
みんな買っとけよ!って感じです。はい。
コメント&TBありがとうございます。
>こちらを検索してネタが被らないようにしているのですが思いっきりかぶっちゃいました。
いやいや,まあアレ的にはアレですけど,検索失敗して頂いた方が,嬉しかったりもして。
ロテさん的にはメリット薄いんですけど,ワタクシ的には,ああやっぱり良書として紹介して間違ってなかったと,確認できるので安心です。
ともあれ,これはほんといい本なんだあ,と私も激しく思います。間違いなく歴史的出版なんだこりゃ。