高校授業料の無償化がやたらと話題になっていますね。
萩生田氏が、問題が多くもっと議論するべきだと言っています。
なぜ高校の授業料を無償化しないといけないのか…というのがまずは疑問です。
まして、私立まですべてというのはやはりおかしいと思うのです。
私の持論は、高校より小学校や中学校の教育にもっとお金をかけて充実させるべきだということ。
1クラスの人数を減らして、担任と副担任とか先生の数を増やし、事務的なことは、営業事務のように事務職を専門とする人を入れるとか、先生がもっと生徒の教育に時間をかけることができるようにすることにお金をかけるべきと思っています。
教育システムは、根本から考え直さないといけないような気がします。
それに、義務教育にお金を使うことは、親の所得に関係なくみんなが恩恵を受けられるので、不公平感もないし、やれ所得制限だとか言わなくていいと思うのです。
塾に行かなくてもいいし…。
そもそも小学校の段階から授業について行けない子供を作ってはいけないと思うのですね。
そこでこぼれてしまったら、先に進んでもさらに悪くなるので、そうすると人の命も大切にできない高校生が育ってしまう…というのは極論かもですが、最近の闇バイト、特殊詐欺に入って行くような若者がいるというのは、学校という社会ではじかれてしまったからだと思うのですね。
高校は、大学のための予備校ではなく、もっと社会に出るための勉強をすべき、例えば憲法とか労働基準法とか社会保険についてとか、銀行のシステムとか必要なことがたくさんあると思います。
高校は普通科ばかりではなく、昔のように、商業科とか工業科とか、農林高校とか、自分の興味のある分野の勉強ができるようにした方がいいように思うのですけどね。
最近の政治は、個人にお金を配布すると受けが良くなると思っているのか、何かお金の使い方が間違ってるような気がするのは私だけでしょうか??