マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

予定外のことは

2023-01-16 23:40:06 | 日記
今朝は疲労感の残る中、いつもの定期検査で内科へ。
患者さんは多くなさそうなのに、やたら待たされましたね。
薬局も時間がかかり…まぁ薬を渡す時にやたら話をする人もいますし、同じ説明を何度もしないといけない人もいますし…。

さて、今回の疲労感は、予定外のことがあったから。
年末から、母の様子に少し問題が生じているような連絡が来ていましたが、年明けからは、食欲が落ちて寝てばかりいるという状態でした。
そろそろ老衰が近づいたのかな…と思っていましたが、先週初めに訪問看護の看護師さんからも弱ってるという連絡があり、様子を見ますと言われて困ったな…と。
木曜日夕方になって、呼吸が弱くなっているという連絡があり、救急車を呼ぶかどうかと尋ねられました。
イヤイヤ、私は見てないのでなんとも言えないわけで、とりあえず弱ってるなら救急車呼んでよね…です。
酸素濃度が80くらいに落ちていたようで、そりゃぁ苦しいでしょうからなんとかしてよと思いました。
救急車を呼んでくれたのはいいものの、30数軒の病院から断られ、6時間近く経ってやっと受け入れ病院が決まり、搬送されました。
付き添って行ってくれた施設職員さんは、手続き等で夜中の3時くらいまでかかったとのこと。
酸素投与をしながら受け入れ病院を探してくださった救急隊員の方には頭が下がりますね。
途中で状況を伺った中で、脈はしっかりしているということがあり、ただ弱っているのではなくなんらかの原因があって呼吸がしづらくなっていると思ったので、原因を取り除いて、本当に寿命が来るまでは元気でいてほしい…と。
長時間にわたって受け入れ病院を探してくださって申し訳ないというようなことを言ったら、申し訳ないと思うことはないですよと言ってくださいました。
一度受け入れると言ってくれた病院が、搬送し始めると、コロナだったら困るのでやっぱりダメだということになり、ならば、PCR検査が陰性だとはっきりすれば可能性が広がるかと、入院施設はないけど検査だけはしましょうと言ってくださったクリニックもあり、コロナは陰性で肺水腫と心不全だと。
受け入れOKという病院は見つかりましたが、肺水腫の治療ができる設備はないけど医師の管理下に置く方がいいということで、なんとか入院できました。
…が、長時間不安定な状態だったので、翌日は血圧も下がりかなり状態が落ちましたが、土曜日に担当医師の話を聞きに行った時は、少し改善したようでした。
肺水腫は結果であって、誤嚥性肺炎ではないかということも…。

というようなことがあって、コンサート前に練習に集中できないようになり、最後に追い上げようと思っていたのができなくなったのでした。
万が一のことも想定しつつ、顔を見られる時に会っておきたいということもあって、主人と長男も姫路に来たので、まぁそれも集中できない原因の一つではありましたが…。
次男も行くと言ってくれましたが、まだしばらくは大丈夫そうなので、仕事を優先するようにと言っておきました。
母は、声かけをするとわかっているようで、長男の顔も見ていました。
自身は声が出すほどの力はないのですが…。
とりあえずはしばらくは今の病院で治療を続けるということになりました。
なかなか難しい状況だとは思いますが、改善する可能性がないわけではないので。

それにしてもですが、日頃は訪問診療の先生に様子を見てもらっていますが、救急車要請の日は、その医師に連絡がつかなかったのです。
休診日だから…ということでしたが、受け入れ病院が見つからなかった時、その先生に連絡がつけば施設に酸素投与の準備もできたかもしれないので、何だかなぁ…と。
何のための訪問診料なのかなぁ…と思いました。
休診日でも、そもそも訪問診療の患者は急変の可能性があるわけで、連絡くらいつくようにしておいてほしいものです。

最近はコロナ患者が増えて全国どこでも病院が逼迫しているようで、救急要請があっても受け入れ病院が見つかるまで何時間もかかるというニュースをよくしていますが、実際に自分の周りで体験することになるとは思っていませんでしたね。
母は、コロナではなかったのですが、コロナ患者が多いと他の患者の受け入れも難しくなるということだし、何より、救急隊員の方々が疲弊しているという。
母の件でも、一人の搬送に6〜7時間かかりっきりになったわけで、ホントに感謝しかないですね。
でも、母は高齢者ですし、いろいろ思うところは複雑です。



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