Life in Japan blog (旧 サッカー評 by ぷりりん)

日本に暮らす昭和生まれの猫ぷりりんの、そこはかとない時事放談と日記です。政治経済から科学、サッカー、手芸まで

愛国心についてのオマージュ

2006年06月07日 00時10分08秒 | 日記
 愛国心について色々騒がれているけれど、社会にうらみがなければ、普通にもてるものだと思う。

 そう思うと、若い世代にはもうもてないのでは、とも思う。愛国心を持てというおやじ世代がつくった社会が、若い世代の将来を奪っている。既得権益を守るだけのおやじ&じいさん世代は、バブルも節操がない下品なじたいだったけれど、それで国を荒廃させ、その後はもってひどいことをして、責任は誰もとらず、若い世代の人生を犠牲にして生きてきた。年金はまるでねずみ講だし、若い社員は過労死している。フリーターにしかなれないから転職もできなかった。

 銀行は小金もちの財産をうまく収奪する。収益マンション購入で失敗したから、個人年金、投資信託。土地担保ローン、保証人はご家族でどうぞ。銀行ATMでもコンビニでも、通帳残高0でもお金はでてきます。

 家族離散、地域の商店街破綻。でも、不動産ファンドが投資するショッピングモールは大もうけ。一家心中と優雅なスローライフ。


 輝かしい日本の社会、愛すべきわが国。どこの国だって矛盾だらけさ、しかたないじゃないかって、年収700万円の市役所事務職員が午後5時半に通勤電車の中でいっていた。


 住宅ローンがあるから、誰にもにらまれないよう、だまって生きていこう。

首根っこはしっかり、おさえられているのさ。


そんなおやじたちより、じじいたちより、私たちの世代のほうがよっぽど日本を愛しているよ。あんたたちにこそ、愛国心もてないものかい?って聞いてみたいよ。

 夜の9時、塾帰りの中学生がいっていた。

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