ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

南仏の旅 5.コート・ダジュール サン・ポール・ド・ヴァンス

2018-07-19 10:50:01 | 

旅も後半戦。暑さにめげず、張り切って街歩きに行こう!

この旅2度目のタクシー(最初が高額だったので、これっきりにしたい)でアヴィニョンTGV駅へ。サントル駅とは数キロ離れています。

一見してどこかの会社社屋のようです。

 

 

近未来的なカッコいい駅です。

 

10時2分発、ニース・ヴィル駅行きTGVに乗ります。

 

駅で買っておいたパンと車内の売店で買ったビール、コーヒーで昼食です。

 

この列車の最初の停車駅はトゥーロンです。サッカーの国際試合が行われる街ですね。

ずっと内陸を走っていて、このへんからやっと海が見えてきます。

 

おぉ、バカンス。

 

さてぽてち達は今日は移動日。午後1時過ぎにニースに到着。→駅からちょっと離れたトラムの停留所でまた10枚つづりの共通チケット購入。

→トラム二つ目のマセナで降りてアルベール1世公園のバス停を目指す→嫌がられつつスーツケースを持ちこみ、バスに乗る→サン・ポール・ド・ヴァンスを目指す。

3時過ぎにホテルに到着というスケジュールです。

サン・ポール・ド・ヴァンスはコート・ダジュールの中でも特に美しい中世の町、人のいない朝、夕がおすすめと聞いていたので、一泊することにしました。

 

入り口手前には、ペタンク場のある、「カフェ・ド・ラ・プラス」があります。オランジーナのCMや、映画にもたびたび登場する有名なカフェです。

 

インフォメーションセンター近く。道は狭く、坂がすごい。スーツケースを引くのが大変です。

サン・ポールは芸術村でもあります。数々のアトリエの画像をどうぞ。

まだまだたくさんありました。

さてホテルです。

おぉ、ツアー以外では初めて泊まる、星★★★★★。シャトー・ホテルの「ル・サン・ポール」です。

 

 

村の外周道路から中へ入っていく小路。素敵。

 

続きまして、内部。

レセプションの奥。家庭的な雰囲気。

 

レセプションの窓からの眺め。赤いパラソルの下で、夕食と朝食をいただきます。

 

客室。スイートではありませんでしたが、十分でした。ベッドの上にマカロンのプレゼント。

夕食を終えて帰ってくると、ベッドの上や洗面所にバラの花びらが散らされ、ろうそくも灯されておりました。

ほかにもサービスが行き届いており、心地よく過ごせます。

 

このマシーンのコーヒー、おいしかったです。(これまでがスティックタイプだっただけに)

 

久々のバスタブ。ゆっくりできそう。

 

うれしかったのは、ウォッシュタオルとせっけん置き。そうそう、このタオルがないと、体を洗うのが不便なんだよね。

せっけんも、ただ置いておくとつるつるすべるし。この辺が5つ星なんだなぁ。と実感したぽてちです。

 

 まだ夕方なので、街を抜けて村から少し離れたマーグ財団美術館へ向かいます。

 

 

ホテルのすぐ向かいにある水飲み場。

 

墓地も近い。

 

シャガールのお墓です。サン・ポールゆかりの画家です。

 

 

人通りもまばらになり、雰囲気が良くなってきました。

 

教会では結婚式の最中でした。

 

村を出て、坂道をてくてく、暑さと戦いつつ上る、上る…。いつになったら着くの?と思い始めてややしばらくたったころ…

 

やっと入り口に着きました。入場料たしか16ユーロだったと思う。高っ。

 

ミロです。これ見たことある。

 

なんとかいう、脳みそばかりがテーマのフランス人芸術家。

冒頭のネコちゃんはこの辺りで寝てました。

 

ジャコメッティ。

 

そしてシャガール。

しかし、正直、あれ、これだけ?でした。あんな坂道を上って高いお金出して?みたいな。

ま、気を取り直し、帰路につきます。

 

上りと別の道を下っていくと、朽ちかけた教会のそばに、

 

こんなものがありました。いろんな画家が作品を描いた場所を示す看板です。南仏(フランス全土か?)各地にあります。

ここではシャガールがサン・ポールを描いたらしい。

 

なんと、確かに絶景ではないですか。ベスト・ポジションかも。夕方6時くらいなので、ぽてち達以外だれーも歩いていないし。

独り占めの気分。これはもうけものでしたな。

 さて、もう一つ楽しみなことが。

夕食です。ミシュランの星付きだったこともある、このホテルで予約したのです。(予約は宿泊者のみらしい)

ワンピースに着替えて、靴をはき替えて降りていきます。

 

 

 

こちらの人達は外で食事をするのが好きですね。夏でも冬でも。たしかに気持ちいいです。

 

 

メニューがよくわからないので(ホント、毎回苦労しました)、ちょっとお高いけどコースにしました(チーズはパスで)。

前菜はカニのサラダです。美味。

 

フォアグラです。ぽてちはあんまり好きではない食材。でもこれはナッツの香りが良くて、おいしくいただけました。

 

 

魚料理。とにかく、すべての料理が、「絶対食べたことはあるが、あまりに意外な使われ方でなんだか思い出せない食材」でできているんです。

これもねぇ。イカだと思う。でもペロッとした食感で、ギョーザみたいなんだよね。とても美味。一番印象に残りました。

 

肉料理。何かの鳥です。下に敷いてあるのはかぼちゃ。カリカリはよくわからず。おいしい。

 

デザート一つ目。ラズベリーのシャーベットといちごなど。オレンジ色のはアプリコットか桃だと思った。

 

デザート二つ目。ぽてちはちょっと限界です。チョコ主体で、上に乗っているのはなんだっけ。レモンだった記憶が…。

 

濃いコーヒー。別料金です。7時半から初めて、終わったのは11時近かったような。他に3,4組のお客さんがいましたが、

皆さん同じくらい時間をかけて召し上がっていました。

お値段は、二人分で朝食と合わせると宿代より高くなったくらい。ぽてちにしてはかなり奮発しました。

 

まぁ、一度くらいこんな食事をとらないと、いつもスーパーの総菜やサンドイッチじゃねぇ。

満足して眠れました。

 

朝食もなかなか豪華でしたよ。

 

この奥の、夕べと同じ場所でいただきました。

 

一つ一つが丁寧に作られているのを感じます。

 

名残惜しいですが、連泊は厳しいので(金額的に、もちろん)、ニースに向かいます。

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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にゃんとも (ひろ)
2018-07-19 11:33:23
全てがおしゃれではないですか!
街もアトリエもホテルもお墓さえも。
緑がいいですね、大事です。

いつか5つ星ホテルに泊まって食事もしてみたいものです。
お・も・て・な・し (ぽてち)
2018-07-19 12:48:43
の心は万国共通なのですね。

今度ゆっくりと滞在したい、素敵な街でした。

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