一仕事を終え、自分を労うためにワインショップでワインを買いました。大学生のころも
同じようなことをしていました。今回は、店の人の勧めでたまたまチリワインを買い
ましたが、大学生のころは決まってハンガリーワインを買っていました。
大学生のときは、大学進学予備校の事務作業のアルバイトをしていました。
日当は5000円ほどで、仕事終わりに払ってくれました。日当をもらうと、
京都の河原町三条にあった明治屋へ行きました。そこで、ハンガリー産赤ワインの
エグリ・ピカヴェールを買いました。
当時ワインと言えばフランスワインでした。買うのが敢えてハンガリーワインで
あったのは、950円くらいと私にも買えるものであったせいもありますが、何よりも
ハンガリーワインに興味があったからでした。
高校生のころヨハンシュトラウスの曲が好きでレコードをよく聴いていました。その中には、
有名なオペレッタ「こうもり」もありました。劇中にチャールダーシュを歌う場面があり、そこで
トカイワインが歌詞に出てきました。火のようなワインというような歌詞でした。トカイワインは
ハンガリー産のワインです。トカイワインは何か心躍るような情熱的な酒に思えました。その後、
ハンガリー出身の作曲家のオペレッタが好きになり、ハンガリーへの興味が湧くとともに、ハンガリー産
ワインに憧れました。幸運にも、憧れてすぐに、明治屋でハンガリーワインに出会えました。
このように夢が早く実現したものの、その後が続きません。色々なハンガリーワインを飲むということは
できていないのです。大学を出てからでしたが、トカイアス―というトカイ産の貴腐ワインが比較的容易に
手に入るようになりました。しかし、ハンガリーワインは、これを除いては、目にすることがありません。
ワインと言えばフランスと言う時代から時は移り、イタリア、スペイン、新大陸のワインと世界中のワインが
店に並ぶようになりました。しかし、ハンガリーワインはその波に乗らず、店頭で見かけることはありません。
色々なハンガリーワインを飲むという些細な夢ではありますが、果たせぬ夢となっています。この先も実現する
当てがありません。
同じようなことをしていました。今回は、店の人の勧めでたまたまチリワインを買い
ましたが、大学生のころは決まってハンガリーワインを買っていました。
大学生のときは、大学進学予備校の事務作業のアルバイトをしていました。
日当は5000円ほどで、仕事終わりに払ってくれました。日当をもらうと、
京都の河原町三条にあった明治屋へ行きました。そこで、ハンガリー産赤ワインの
エグリ・ピカヴェールを買いました。
当時ワインと言えばフランスワインでした。買うのが敢えてハンガリーワインで
あったのは、950円くらいと私にも買えるものであったせいもありますが、何よりも
ハンガリーワインに興味があったからでした。
高校生のころヨハンシュトラウスの曲が好きでレコードをよく聴いていました。その中には、
有名なオペレッタ「こうもり」もありました。劇中にチャールダーシュを歌う場面があり、そこで
トカイワインが歌詞に出てきました。火のようなワインというような歌詞でした。トカイワインは
ハンガリー産のワインです。トカイワインは何か心躍るような情熱的な酒に思えました。その後、
ハンガリー出身の作曲家のオペレッタが好きになり、ハンガリーへの興味が湧くとともに、ハンガリー産
ワインに憧れました。幸運にも、憧れてすぐに、明治屋でハンガリーワインに出会えました。
このように夢が早く実現したものの、その後が続きません。色々なハンガリーワインを飲むということは
できていないのです。大学を出てからでしたが、トカイアス―というトカイ産の貴腐ワインが比較的容易に
手に入るようになりました。しかし、ハンガリーワインは、これを除いては、目にすることがありません。
ワインと言えばフランスと言う時代から時は移り、イタリア、スペイン、新大陸のワインと世界中のワインが
店に並ぶようになりました。しかし、ハンガリーワインはその波に乗らず、店頭で見かけることはありません。
色々なハンガリーワインを飲むという些細な夢ではありますが、果たせぬ夢となっています。この先も実現する
当てがありません。