神奈川県の消費生活相談員の方の勉強会で講師をしました。今回のテーマは後見制度でした。
今の仕事の前は、予備校の講師でした。公務員試験対策講座、宅建士(当時は宅建主任)試験対策講座で民法を教えることがありました。後見制度についても講義をしました。ならば、今回の講義の準備は簡単になりそうですが、そうではありません。
予備校時代は予備校が発行した教科書がありました。講師は、教科書を解説するのが仕事でした。ですから、話すべき項目は自分で考える必要はありませんでした。しかし、今回は、教科書はありませんから、話すべき項目を一から考えないといけません。
その項目も、予備校時代に教えていた項目と同じなら、考えるにしても手間はありません。しかし、そうは行きません。予備校時代は、資格試験に受かるために講義をします。何を教え、何を教えないかは、試験に出るか否かで決めます。しかし、今回は、消費生活相談員の方が、消費者問題を解決したり、予防したりする際に、その手段の一つとして後見制度を活用していこうという問題意識があります。解決、予防を考える際に必要な知識は何かという観点で講義内容を決めないといけません。
項目を決めてからも、順番も含めてどう話すのがわかりいいのかは悩みました。生活相談員の方は、実際の問題を解決する職務をしているので、後見の実務を盛り込んだ方がわかりいいのかと思いました。弁護士が講師として呼ばれているので、実務的な話は期待されているでしょう。
何か月も前に講師のお話をいただきながら、話す内容が固まったのは、講義の一週間前でした。自分なりに工夫しましたが、講義はどうだったでしょうか。講義は18時15分からでした。一日の仕事を終えて疲れているところで、それでも勉強しようという熱心な方々に満足していただけたか気になります。
今の仕事の前は、予備校の講師でした。公務員試験対策講座、宅建士(当時は宅建主任)試験対策講座で民法を教えることがありました。後見制度についても講義をしました。ならば、今回の講義の準備は簡単になりそうですが、そうではありません。
予備校時代は予備校が発行した教科書がありました。講師は、教科書を解説するのが仕事でした。ですから、話すべき項目は自分で考える必要はありませんでした。しかし、今回は、教科書はありませんから、話すべき項目を一から考えないといけません。
その項目も、予備校時代に教えていた項目と同じなら、考えるにしても手間はありません。しかし、そうは行きません。予備校時代は、資格試験に受かるために講義をします。何を教え、何を教えないかは、試験に出るか否かで決めます。しかし、今回は、消費生活相談員の方が、消費者問題を解決したり、予防したりする際に、その手段の一つとして後見制度を活用していこうという問題意識があります。解決、予防を考える際に必要な知識は何かという観点で講義内容を決めないといけません。
項目を決めてからも、順番も含めてどう話すのがわかりいいのかは悩みました。生活相談員の方は、実際の問題を解決する職務をしているので、後見の実務を盛り込んだ方がわかりいいのかと思いました。弁護士が講師として呼ばれているので、実務的な話は期待されているでしょう。
何か月も前に講師のお話をいただきながら、話す内容が固まったのは、講義の一週間前でした。自分なりに工夫しましたが、講義はどうだったでしょうか。講義は18時15分からでした。一日の仕事を終えて疲れているところで、それでも勉強しようという熱心な方々に満足していただけたか気になります。